たかし

地方民。アイドル遠征をたまにします。

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最近の記事

その羽根と冨樫優花。最初の物語。

 − アイドルになってくれてありがとう。  冨樫優花にその一言だけは言おうと決めていた。  特典会はいつも何を話そうか悩む。とても悩む。もともと人と話すのがあまり得意ではないし、そのせいか上手くもない。たまに頑張って話すといつもいつも「あんなこと言わなきゃ良かったんじゃないか」とひたすらに後悔を重ねてしまっている。  だけどデビュー1周年記念のワンマンライブだし、ちゃんと話さなくちゃ。  そう思っていた。  本心から「アイドル・冨樫優花」に出会えた感謝を伝えたいと思

    • 【かたわれ時。冨樫優花、薄明光線】

       思えば、冨樫優花を初めて観た印象もそうだった。  「舞うように踊る女の子」  − 重力とか空気抵抗って、あの子にはないのか?  そのパフォーマンスに集中して見惚れてしまえば、流れているはずの曲や歌声、全ての音が消えてなくなるような感覚。  -僕は今、何を見ている?  普通、人間が動けば靴とステージの擦れる音だったり、飛び跳ねたなら着地音とかするものじゃないのか?    一体、僕は何を見ている?  いま、僕は何を見ている?    「舞うように踊る」  そんな瞬間をそ

      • 真嶋このみと「あなた」と未来の話。

        ちゃんと言葉が書けたらな、と思うんです。 伝えたい想いを言葉に変えて、ちゃんと気持ちを伝えられたら、どんなにいいんだろうと思うんです。 でも、ぼくにそんな物書きの才能はないし、正直、このnoteだってもう何回書き直しているのか分からないくらい、ずっと書き続けている。書いては消して、消しては書いてを繰り返しながら。 それなりにちゃんと書けたかな、と思って3日ほど置いて読み返してみると「ムリムリムリムリ、、こんなの絶対に見せられない、、」と思ってしまう。そんなことをずっと繰