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映画「Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014」

 いやぁ、良かった。素晴らしかった。
 2014年、坂本龍一が東京フィルハーモニー交響楽団を指揮し、ピアノも弾いたコンサートは、坂本龍一の様々な表情も見ることができ、臨場感たっぷりの映画となった。

01: Still Life
02: Kizuna
03: Kizuna World
04: Aqua
05: Bibo no Aozora
06: Castalia
07: Ichimei - No Way Out
08: Ichimei - Small Happiness 〜 Reminiscence
09: Bolerish
10: Happy End
11: The Last Emperor
12: Ballet Mécanique - orchestrated by Dai Fujikura
13: Anger - from untitled 01
14: Little Buddha
15: Yae no Sakura
16: The Sheltering Sky
17: Merry Christmas Mr. Lawrence

 特に「The Last Emperor」は圧巻だった。思わず、拍手したくなるような熱量の高い演奏で、指揮を終えた坂本龍一も「素晴らしかった」と感無量の表情を見せていた。時折、マイクを持って東日本大震災について語ったり、作曲の背景などを説明する姿を見ながら、改めて「亡くなってしまったんだな」と実感し、悲しくなったが、それ以上に指揮と演奏が活き活きしており、気づけばコンサート会場にいるような気持ちになった。

 「Aqua」「Mécanique - orchestrated by Dai Fujikura」「Anger - from untitled 01」「The Sheltering Sky」「Merry Christmas Mr. Lawrence」などの名曲を観て聴くことができ、幸せな二時間だった。


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