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Photo by
rasw
突然あえなくなった
朝起きたら連絡があった
小さなころからお世話になった人が亡くなった
なんでもない日のある日、突然の出来事だった
連絡を読めば読むほどに、じんわりと心がぎゅっとなる
小さなころから、家族のようにそばにいた人の大切な人
家族のようにそばにいた人は、いつもパワフルで
黄色いマリーゴールドのような、はつらつとした笑顔だった
人に囲まれ、パワフルな分きっと、心はすごく繊細なのだと
今になって思う
120%で明るい人なんて、人間らしさがない
明るいと思えるのは、それだけ周りをみて、周りを想うからこそだ
残されたものは
「もう少しながくいてほしかった」
「もう少し顔をみていたかった」
「会いたい」
いまは、ただそれな気持ちだ
変わらぬ愛をただ想い続けるだけだ
だいたい別れというものは、ある日突然やってくるからやっかいだ
残されたものは、ただ漠然と、静かな孤独に向き合うしかない
鮮やかだったものが、ただ灰色になったのを、突然突き付けられる
準備なんてできていないのだから
不安定な心と、時間をかけて向き合っていかなくてはならない
たくさんあると思っていたのに、
ある日突然一人になる
順調だと思っていたことが、
ある日突然たちゆかなくなる
そんな人達の心に寄り添う場所が作れたらなあと改めて思う
何者にはなれていないけれど
人を想うことはできるのだから
それをなにか、場として、つくれるような2025年にしていけたらと思う
大きく動くことばかりを考えて、まだうまくできない
どうやって動いていったらと、リスクばかりを考えて動けなかった2024年
なにも大きく動く必要なんてない
まずはできることから
小さく動いていけばいい
家族のようにそばにいた人にスワッグを贈ろう