『エアビーで予約したベトナムの宿』が控えめに言って最高だった件 #3(フエ編)
前回までのあらすじ
列車でベトナムのフエに移動。フエに到着したのが夕方だったため、私は急遽エアビーでその日の宿を手配するとこに。エアビーで予約した宿に到着すると親切なホストさんが『近所でおすすめのご飯屋さん』を紹介してくれるなど、おもてなしを受け感動。そしていよいよ宿泊する部屋に案内してもらえることに！！！ 前回の記事はこちらです↓
宿泊する部屋に向かう
フエでお世話になった宿は4階建て？くらいの建物で、1階はホテルのフロントのような形になっており、共有スペースのみ。ここで『おすすめのご飯屋さん情報』などを教えてもらった後、宿泊する部屋に通されたのですが、宿泊する部屋は上の階にありました。
下の写真を見てもらうと分かりやすいと思うのですが、階段で上の階に行けるようになっています。この階段を上っていくと・・・
確か私が通された部屋は2階だったような・・。だからたいして階段は上らなかったのですが、階段を上ると、下の写真のようにドアが現れます。
ホストさんがドアを開けてくれて、部屋に入ったところ・・
写真のような表情になり、私は唖然としていました。
最初に通された時に目に入った部屋の様子がこちら↓
・・・おわかりいかだけただろうか。
大きなテーブル(少なくとも4人が座れる大きさ)と座布団。そしてテーブルの上にはお茶セット！！！私は今回一人旅。1人で宿泊する私に対して、この部屋は・・・けっこう広い。
混乱した私は一瞬、『ここは宿泊者全員が使える共用スペースか何かなのか？？』と思いました。しかし、ホストは部屋の鍵を開けてこの部屋に入った。と、いうことは、このスペースは全て宿泊する私1人のプライベートゾーンということになります。私は最初に目に入った部屋を見る➡後ろにあるドアを見る➡再度部屋を見渡しました。(2度見した)
この部屋の面積、広すぎません？？エアビーの表記では『この部屋の定員は2名』と書いてありましたが、2名で宿泊するにしても広い気がします。『この部屋は広いけど、布団を敷くような場所は無いなぁ・・・押し入れも無さそうだし・・どこで寝るのかしら？？(←いつもの癖で日本の旅館スタイルを想像していまう)』と思っていたら、さらにその奥にドアが！！そのドアを開けると、こんな感じでした。
なんと！奥の部屋は寝室になっており、大きなベッド！(やはり床に布団を敷いて寝るスタイルではありませんでした。)その上には小さなお花！！ベットの横には机とイス。机の上にも花瓶にお花が生けてある！！！これらのお花は生花です。お花はさりげなく、かわいい感じで置いてありました。お花の装飾？はやっぱり嬉しいです。机の右上に(上の写真だとカーテンに隠れていて分かりづらいと思いますが)エアコンのリモコンあり。
更に、この寝室には竹の棚があり、バスタオルやドライヤー。ハンガー、ベットボトルのお水、インスタントコーヒー(無料)、ビーチサンダル2足(←滞在用のスリッパかな？？)が置いてありました。早速この棚に持ってきた荷物を置きました。下の画僧の左側においてあるリュックと飲みかけのジュース。マスクは私が置いたものです。
そしてまだ更に別のドアが！！ドアが透明になっていたので、それが何なのかはすぐに分かりました。寝室の隣に位置するバルコニーへの扉です。
少々状況が理解できないまま、最初に足を踏み入れた部屋に戻りました。すると・・・。
最初に部屋に入った時は気付かなかったんですが、キッチンがあることに気づく。HIコンロやお皿、コップなどがある。『Oh！キッチン！！簡単なものなら調理できそうじやないか・・』と思っていると・・・
キッチンの奥の洗面台とシャワーが目に入ります。バスルームに近付き、中の様子を伺うと・・・洗面台にも小さなお花が置いてありました。アメニティーも充実！！
上の写真には写ってませんでしたが、バスルームにはちゃんとトイレもあります。トイレットペーパーあり。シャワーの水圧問題なし！お湯ももちろん出ました。
上記のように私が部屋を一通り見回っている間、ホストは隣に待機していました。きっと部屋に関して質問があれば対応してくれたのでしょう。しかし、私はこのホストの前で若干挙動不審だったのではないかと思います。
なぜなら、部屋が思ったより良すぎて感動。どうしていいかよく分からず、動作が少し変な感じになっていたように思います。
ホストは私の様子を見て、『部屋に関して特に質問は無さそうだ』と感じたようで、部屋の鍵を渡して下の階に去っていきました。
私は頭の中を整理するためにバルコニーに行きました。
バルコニーから外を見ると、空がピンク色に染まっていてキレイでした。
夕方の風景もいいし、泊まる部屋もいいし、良かった～と思いながら少しまったりしていたのですが・・・。あれ？そう言えばもう夕方(夜)じゃない！このまますぐに暗くなってしまう！夕ご飯を食べに出かなくちゃ！！と思いました。明日にはダナンに戻ってしまうだろうから・・。おいしいものを食べて帰ろう！！と思い、シャワーを浴びました。そして、ホストが紹介してくれたご飯屋さんに向かうことにしました。
ホストが教えてくれたご飯屋さん
ホストがおすすめしてくれたご飯屋さんは、宿から徒歩数分の所にありました。渡された簡易マップに手書きでお店の名前が書いてあったので、間違えることなくお店に辿りつきました。
お店にはテラスがあり、テラスはほぼ満席でした。『なんか繁盛しているお店だなぁ。』と思いながら入店。私はテラス席に特にこだわりはないので、室内席に座りました。
メニューを見ると、『お一人さまでも色々食べたい人用セット』のようなものがあったので、1人でやってきた私はこのメニューをオーダーしました。
宿泊する部屋が予想以上に良く、テンションの上がった私は普段あまり飲まないビールを注文！！！そうこうしている間に料理も運ばれてきました。
こちらのお一人様セット、非常に充実した内容となっておりました。
別の角度から撮った写真で説明します。
上の写真にあるように、このザルのお皿に9品乗っていて、ライスペーパーと真ん中の野菜は⑨用のもの。真ん中の野菜と⑨をライスペーパーに包み、タレを付けて食べるタイル。(多分正しいはず。)
1つ1つは大きなものではありませんが、品数が９つと多かったためか、ビールを飲んでいたからなのか分かりませんが、この『おひとりさまセット』で私はお腹いっぱいになりました。
ホストが教えてくれたご飯屋さんにも大満足でした。ありがとうホストさん。
宿泊費用は？
この宿の宿泊費用ですが、通常1泊2754円のところがなぜか1500円くらい(正確には1450円。)で利用できたんですが・・・。なぜなんでしょうか？？？私が当日、かけこみで宿を探していたせいでタイムセールのような感じで安くなったのかもしれません。これで1500円って・・・・めちゃくちゃ得した気分！！！ありがたや～。
今、エアビーでこの宿の表示価格を見ると、通常価格の2754円が2321円になっています。この価格でも十分お安いと思います。シーズンや予約時間帯によってはセールをしているのかもしれません。
ちなみに、この宿もスーパーホストの宿です。エアビーの『スーパーホスト評価』はちゃんとしてるんだな～と思いました。
ホストとホストの家族も同じ建物に住んでおり、たまに1階の共有スペースでホストの家族を見かけることがありました。
注意点があるとすれば
もし、この部屋に難点があるとすれば下記でしょうか。
✅宿泊する部屋に行くには階段を上る必要あり
➡私は今回リュック1つで滞在しましたが、スーツケースを持っている人だとスーツケースを持ったまま階段を上るのは少々大変かもしれません。
✅エアコンがあるのは寝室のみ
➡寝室にエアコンがあるのですが、キッチン＆リビングは扇風機のみ。私が滞在した時はキッチン＆リビングにいても殆ど暑さを感じませんでしたので、快適ではありましたが、非常に暑がりの人、もしくは『どうしても全部屋にエアコンが無いと困る！！』という人は気になるかもしれません。
これで私のベトナムでのエアビー体験記はひとまず終わりになりますが、『エアビーでの宿泊体験が気になっている』という方には一度利用してみることを強くお勧めします。『予約した部屋が気に入るかどうか不安だ。』という方はエアビーに掲載されている写真、宿泊レビュー、施設表記などの情報をよく確認したうえで、スーパーホストの部屋を予約すると無難かと思います。