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🍀しあわせのヒント・その10~ジョブクラフティング~

☆ポジティブ心理学の学びのシェア


「ワーク・エンゲージメントを高める」というテーマの学びで
「ジョブ・クラフティング」という言葉を
初めて知りました。

それもそのはず、まだ最近の言葉
イエール大学レズネフスキー教授らが
2021年に提唱したそうです。

武蔵大学教授の森永雄太氏は
ジョブ・クラフティングについて
イキイキ感やりがい
組織への愛着
を持ってもらうためのもの」
と説明しています。

* * *


簡単に言うと
どんな仕事でも
「やらされている仕事」から
「やりたい仕事」に変えられる
方法です。


◆三つの視点

作業クラフティング
仕事のやり方を工夫して仕事の内容を充実させることを目指します。

人間関係クラフティング
仕事で関わる人への接し方、コミュニケーションを工夫して良好な人間関係を築き、仕事に対する満足感を高めます。

認知クラフティング
仕事の捉え方や考え方を工夫し、仕事にやりがいを持てるようにします。

参照:厚生労働省 第3節「働きがい」をもって働ける環境の実現に向けた課題について


*** *** ***


私の知り合いのデザイナーさんも
会社員時代に、突然
全く畑違いのマーケティングの仕事に配属され
はじめは嫌で泣いていたそうです。

でも、その仕事に真摯に取り組んでいるうちに
お客様のニーズを見つけ
それに答えていくマーケティングが
デザインに必要不可欠だとわかりました。

ただきれいなデザインではなく
売れるデザインができるようになったのです。

その経験を活かし
今では、フリーで大人気の
ブランディング・デザイナーになっています。※



どんな仕事にも意味があります。
要はそれを見出せるか出せないかで
働き方が変わる
ということだと思います。


*** *** ***


たとえば
子どもの「なりたい職業ランキング」には
決して入らないであろう
地味だけど大切な「清掃」も

そこに意義と意味を見出せば
すばらしいプロフェッショナルな仕事になります。

こちらの会社「テッセイ」では
新幹線の清掃をする人を
単なる清掃員ではなく
お客様の旅の思い出を作る技術者として扱い
誇りをもって働ける仕事に昇華させています。


だからこそ、称賛と感動がもたらされるのでしょう。



大事なことは「認める」ことだそうです。

その取り組みの1つが
エンジェルリポート」です。
お掃除は地味な仕事ですが
それをコツコツがんばるスタッフのことを
報告するのだそうです。

やはり、人は認められると嬉しいものです。
いっそう仕事にやりがいを感じるでしょう。


* * *


🍀ディズニーランドの清掃員も
ほうきでミッキーのイラストを描いて
子どもたちを喜ばせていますね。

☟こちらのnoteにディズニーランドの素敵なお話を書きました。

ただ単に、決められたことをするだけでは
このような感動は生まれません。

常に、仕事に誇りを持ち
お客様に、とびっきり素敵な時を
過ごしていただこうという気持ちがあるからこそ
マニュアルにない温かい対応ができるんでしょうね。


* * *



🍀松下電器(現・パナソニック)の松下幸之助さんも
電球磨きをしている社員に、すばらしい意義を伝えています。

☟こちらのnoteにその話を書きました。



*** *** ***


「ジョブ・クラフティング」を知ると
会社や上司が価値づけをしなくても
自分で変えられます。



どうせやるなら前向きに

自分でやると決める
自己決定がとても重要なんだそうです。



でも、嫌なことも我慢して
がんばって続けるべきだ
という意味ではありません。

無理をすると
体も心も苦しくなってしまいます。


ただ、工夫できるところはないか見直して
自分ができることを
精一杯やってみる。

それがうまくいってもいかなくても
その過程で成長できると思います。




苦手なことは得意な人に頼むのも
いい方法です。
そのぶん、自分が得意なことを
引き受ければいいのです。

その方が楽しく仕事ができますね。



それぞれの強みを活かした仕事ができれば
お互いに幸せですね。



私も
自分の使命を果たして
社会に貢献したいと思います。



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※投稿内で書いた大活躍のデザイナーさん
特にMAKI先生のストアカ月額コミュニティーはオススメです。



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