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かため、こいめ、あぶらおおめ

ただただ、ありがたい。
このGW、栃木県の黒羽、富山県の高岡向陵、和歌山県の和歌山商業。
3校が飛龍高校まで遠征に来てくれての合同稽古初日。

今月の金沢大会、そして7月のインターハイに向けて。
様々な取り口の選手との相撲。

トーナメント戦である学生相撲、やっぱり負けられない。
見知った相手には立会いから自分の相撲を貫くけれど、知らない相手はまず様子を見てしまう。後の先で立会いは受けから入る。以前と違うのは先に手を付いて相手の呼吸を待つ。最悪の事態になっても巻き返す、と。
堂々とした仕切り。



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先日の県大会では四番、攻めの相撲を取って合計15秒、一番平均4秒に満たない相撲で優勝。

『稽古は本番の如く、本番は稽古の如く』

無駄な力の無い、稽古場を見ているような相撲。




さておき、いい稽古が出来たなあ~と、息子から送られてきた動画を見て思う。相手もバリエーションがあって本当に面白かった。


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黒羽の相馬くん、磯くん。
選抜大会準々決勝で敗れた悔しさもぶつけてきてくれたと思う。
気魄のある仕切り、立会い。


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高岡向陵の五十嵐くん、山岸くん、岩本くん。
山岸くんの取り口も面白いし、息子の弱点、緩さも明るみに。
1学年下のエース、五十嵐くんと番数こなせたのも良かった。
(今回のメンバーの中で本人が一番やりたがっていたし)

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『もう一丁、行こう~』なんて、こだわりも。


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技の探求もしている中、彼にしては珍しい技、腕捻りまで。
これが自然な形で出るようになっているから面白い。

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ただ決めた後のポーズがお気に入りというのもあるけれどw


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かっこ悪い右上手。
前捌きで苦しくなるとすぐに外から手を回して深い上手を取りに行く。
それでも強引に勝てる時があるから、やってしまうんだろうな・・・。


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そして、悪魔の誘惑。引き。
相手が落ちてくれれば確かに楽だけれど、それで負けた時の後悔は高知大会の準決勝でも経験済。それは本人が一番わかっている。


LINEで大量に送られてきた動画は合計33番(27勝6敗)。
同じ相手に連敗は無し、そして息が切れていない、上々。


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攻めの相撲を取った時は車道、一気。
外四つからの寄り切りは相手方の監督に、
『いや~凄いな』
と、言わせるほど。


本当に良い稽古。
あとは怪我無く、金沢大会を万全の状態で向かえてほしい。
去年はコロ助の影響もあって稽古不十分で散々な結果だったから。


このGW、混んでる中、遠い道程を遠征してくれた3校に感謝。


はい? 前キャプテン愛斗さんのおごりで焼肉?
いってらっしゃい、いってらっしゃい。
将来、ちゃんと恩返しするんだよ。
倍返しじゃすまないだろうからww