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新しい家族3

依存がとまらない

相変わらず嘔吐がとまらない、うちの猫なのだけど人依存も相変わらずとまらなくなってしまっている。誰かがいないとなくのを繰り返し、仕事から帰ればふて寝をしてゲージのシートをひっくり返し、遊ぶとそばを離れない。病院では検便をしてお腹に回虫がいることがわかってしまった。

薬を飲んでうんこに虫がいるのを確認したときはちょっとびっくりした写真を撮ったのだけど

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こんな感じになっていた。親猫からもらったらしい。

そうこうしているうちに大きくなってきたのでとりあえず大丈夫と割り切ることにした。夜中にないたりシートをひっくり返したりしているのも気にならなくなってワクチンもうった(3種ワクチン)今は700グラムで健康となっている。(体重計も安いのを買ってしまった)

嘔吐は噛まないで飲むのがおそらく原因らしく特に吐いたからからだに変調はないし、毎日でもなくなったので気にしないことにした。このかよわい家族がきてからもうすぐで45日になる。

心境の変化

心境の変化というか僕の生き方になんか変化がでてきて、行かない場所に行くことが増えた。変化を結構嫌う人なのでペットショップに行くのが最初嫌だったし、病院は本当に死ぬほど嫌だった(今でも抵抗ある)が看護師さんと会話できるまでになった。月に2回ほどペットショップにいき餌を買って帰るのが日課になってきたし、店員の人も声をかけてくれるようになった。

2人の時代

彼女と僕の生活ではほとんど会話というのが存在しなかった。基本的に喋らないカップルで1日に会話がなかったというのもあったりした。別に喧嘩をしてないのに、はなまるでうどんを食べていたら店員の方が声をかけてくれて「仲良くね」と割引をおいていったり、近くのスーパーでは「やさしくしないとね」とか言われたりしたが、基本的に喧嘩がないが周りにはそう見えないらしかった。新しい家族が来てからは喋るようになった。まあ色々話さないといけない状況がふえたからだけど喉がやたらと乾く(冬の乾燥もあるけど)でやたらと飲み物を買うようになった。

まあ、僕は基本的に親から優しくされたことがないのでちょっと変な人と周りからは思われている。自覚はちょっとあるけど別にそれが劇的に治るわけもないので不格好に生活をしてきた。まあ会話がなくてもというので僕は基本的に肉体労働を選んで仕事している。まあ少し煙たい顔はされるけど休まないで黙々と仕事をこなせば普通に食べていける。若い頃ニートにちょっと憧れはあったけど父親がニートみたいな人だったので(働かず宗教活動してた)それもできず物心ついたら働いていた。高校生のときはバイトの時間が学校の時間を超えていた。あまり家に帰りたくないのもあったけどバイト料はもちろん生活費としてとられた。中学では制服を買ってもらえず寒い長野の冬をワイシャツで過ごした。なので比較的寒いのにつよい。

社会人になって実家をでたときに自由にお金が使えるようになって困った。テレビは見ないラジオを少し聞いて本を読むくらい。服に興味もなくゲームもしない。ご飯も食べれれば何でもいいので銀行にお金が貯まった。仲直りして(強制的に)実家に帰ったあとから金の無心がはじまり借金までするようになった。今思えばなんで助けたのかとおもうのだけど、きまぐれだったのかな?としか思えない。魔法にかけられたようだった。洗脳だよという人もいたし、実際にカウンセリングを受けたときは強いストレスを受けていると言われた。だからまあ僕の見えている世界は人と若干違うのだろうと思う。でも人は頼らずに生きなければならない。朝起きたら毎日のルーティンをしなければならないのはみんな一緒だ。呼吸を拒否すれば人間はいきていられないんだから。

今後...

「仲良くなったね」と言われる機会がふえた。変わってないのになと思いながらタンタンとゲージの掃除をしたりトイレを片付けたり餌をやったり、掃除機をかけて床掃除をする回数が増えた。そのなかで会話をするのもいいなと感じるようになっているのが暮らし始めて10年のカップルの変化になった。

スポーツジムを彼女がやめて「散歩しますか?」というので土曜の空いてる朝の時間に散歩をし始めた。会話もできるし新しい家族の冬の暖房器具や加湿器などを決める話をした。今は勧められたゲーム(PS4)をやるようになった。僕は基本的にゲームをやらないのだが勧められてちょっとするようになった。会話って大事かなと思うようになっている。「新しい本でも買って散歩の帰りにカフェによって読もうかな」と言ったら彼女が笑った。笑顔を見るのって結構楽しいのに少し気づいた。



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