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パーセプションステージ「Opus.COLORS」を観に行ったぞ

気づいたら前の投稿から5ヶ月経ってて戦慄しています。そんなにサボってたっけか。

はい!パーセプションステージ「Opus.COLORS」に行ってきました!!!品川プリンスホテルClub eXにて!!!始めて行く劇場でした。

私が観劇したのは5/16ソワレの全キャストお見送り回です。本当は5/19に観劇予定だったんですが………急遽学校から招集が入り…。行けないじゃん無理〜ってなってたんですが、アニメ履修してやっぱり行きたい!!といても立ってもいられなくなり、無理やりこじ開けて観劇してきました。

元々この作品、キャスト未発表の状態で解禁された時から推しである岸本さん出るんじゃ!?と勝手に騒いでいたんですがまさかの主役で驚きでした。しかもヒプステキャストいっぱいいてジェネリックヒプステじゃん‼️ってフォロワーと騒いでた記憶ある。(最悪)
ジェネリックヒプステはさておき、仲のいいフォロワーさんの推しである灰島伊織役の松田昇大さんが私結構好きでして。共演すると情報を見た瞬間に頭抱えました。同時にこれ絶対いい作品になるなという根拠のない自信も沸いてきました。そろそろ本題に参ろうと思います。

実はアニメ履修した時から結構ハマってて、というのも私自身が人間同士の複雑クソデカ感情ドラマが大好きだからなんですが、舞台になるとそのクソデカ感情の熱量が数倍になってて本当によかった。あらすじは大体アニメ通りなので割愛しますね。数組の男たちのクソデカ感情ドラマです。

あと、岸本さんが稽古場ミニ配信で言ってたように内容はだいぶギュッッッ(原文ママ)てまとめられてるんだけど、そのまとめ方が本当に上手かった!!アニメ原作の2.5次元舞台を観ていると、あっここはやらないんだ…とかあのセリフは…とか結構出てくると思うんだけど、体感そういう部分に関するマイナスな感想が自分の中でひとつも出てこなかった。
たとえば、ステアケーサーコンクールのペアの組み直しの部分で、アニメでは灰島伊織と離れてしまった拓海が「灰島伊織と一緒じゃないなら意味が無いから組み直せ」とお兄ちゃんを脅すシーンがあるじゃないですか。それが組み直しのパートはガッツリ抜いて、最初に組む前からお兄ちゃんを脅す部分を入れることで拓海くんの「灰島伊織のグレーダーになる」という狂気がそのまま表現されていてすごく良かった。ステの拓海は威嚇の仕方がアニメよりちょっとチワワだったけど。笑

逆にラスト、和哉と響が思い出の公園で蟠りを解くシーンでも、あの場面でアニメ1話まるまる使ってるのをそこはちゃんと1話弱くらいの尺で描いてて、いちばん大事なところはひとつも削らない部分がこの制作チーム信頼できるなーとすごく思いました。アニメ原作の脚本してる方が舞台の脚本も書いてるらしいんですけどあの12話を詰め込む能力が高すぎる。

演出も本当にすごかった!!!!あれだけ「客席を使用します」とか「没入型です」とか言われたらそりゃどんなもんが出てくるか期待するけど、2階席でもじゅうぶん没入できる距離感だった。私は2階席のこちら側から見てセンターよりちょっと右側に花道とセンターステージがある場所だったんだけど、サブステもよく見えるし死角がなくてすごくいい席でした。

「2階席でもじゅうぶん没入できる距離感」って言うのは、勿論劇場が小さめだったっていうのもあるけどそれだけじゃなく。演出効果によって舞台と客席(とくに2階席)側との心理的距離感が縮められたのが大きいと思います。私は常々金欠なのもあり公演の直前にチケットを買って2階席か見切れ席に座ることが多いので、発券して2階席だった時のン〜……という微妙な感情を幾度となく経験しているのですが、例に漏れず今回もそれでした。開演するまでは。
「客席を使った演出」って言うから通路通るのかな〜?とかまでは予測できてたけど、最前列の席と円形ステージの間の通路と呼んでいいのか定かでないスペースもじゅうぶん使うし、ありとあらゆるドアから出てくるから追うのが大変だし(これ1階席だと何が起こってるかマジでわかんなかったと思う)、さすがに2階席は使わんやろってタカくくってたらちょうど自分から見て正面のバルコニーに大樹いるし。響いるし。こんなに小さい劇場で、しかも2階席で、双眼鏡なしで「目が足りない」とか「どっち見たらいいかわからない」ってなった経験はじめてだった。
特にラストの公園でのシーンは、自分の座っている位置とちょうど同じくらいの距離の所に映像が映るモニターがあって、そこに公園の風景が映されていたのでほぼ自分も公園にいました。
特に(2回目)なんだけど和哉(or響)がこう…手をバッッとこうした時にシャララララーンっていう音と一緒に照明が広がっていくのがほんまの好きで震えてた。

ここまで一切お芝居の話してないのヤバい。それくらいお芝居以外の要素が強い舞台だったってことです。お芝居の話はもう少しあとでしますね。

あと音楽の使いどころもすごく印象に残っています。配信のBGM含めた音楽が鳴っている部分を何回も何回も繰り返し見て耳を凝らして、アニメのサウンドトラックCDに入っているBGMと照らし合わせてどのシーンで何が使われてるのかを全部メモしたんですけど(本当に大変だった)、そもそもアニメ作品の舞台化においてBGMまで原作から持ってきてるのがだいぶ珍しいなと思いました。
それもただアニメのこのシーンで流れているものを同じシーンで使うのではなく、印象的なシーンでは同じものを使って、会話の奥で流れるBGMとかは舞台のスピード感や舞台特有の雰囲気に合わせて違うものを選んで使ったりとか、音響さんの構成がうまくて気づいた時感動でした。
同じものを使ってるシーンで特に印象的なのは最初の和哉の両親のシーンかな。アニメではそこから物語が始まるんだけど、舞台では違うBGMで和哉、響、純の3人と両親役のパフォーマーさんが入場して、アニメの最初のシーンになる。これも配信とアニメ反復横跳びしながらワーーーッッてなったところでした。
逆に違う方だと、最後響の独白〜消えかけている和哉の両親のパーセプションアートをふたりで見るシーンまでです。アニメだと響の独白は回想シーンになっていてそこから全部BGMがついてるんだけど、舞台だと回想(語り部は響)が終わったところからBGMはつけずに響の苦しい芝居に重みを持たせていて、生で芝居する舞台ならではの表現だなとこう…ワーーーッッと…結局全部こうなる。
そのあとに和哉の「違うよ!」からだんだん流れ始めるのがだんだん響の心に光が差すみたいなニュアンスに受け取れてタイミングだけでこんなに変わるんだって感激しました。音楽の使いどころとかに着目したのってパスステが初めてかも。

ちょっと上とは変わってくるんだけど、主役の岸本さん(主役の)が配信でClearのキーについてちらっと話してくださっていて。劇場で聴いた時にあっ原作とキー違う!やっぱりそこは差別化してるのかな?って私も思ったんだけど、あれは元々原作通りのキーで行く予定だったらしいです。(舞台版は原作より1音低くなっています)原作の曲をちょっとアレンジしたりキー変えたりって結構あることだから今回もそれかな〜って勝手に思ってたんですが、どうやら違うようで。ほうほうと話をよく聞くと、響役の磯野さんが「声を張って歌うなら全然大丈夫だけど、この曲の響の解釈的に大きく声を張って歌うのは違う」というニュアンスのことを仰ったようで、音楽担当の方に2人でお話して1音下げることになったとのことでした。
歌も芝居のうちっていうのは舞台観てて理解してるつもりだったけど、そこで芝居の解釈に合わせて曲のキーごと下げるっていうのは全然発想になかったからそのお話を聞いててすごく新鮮で。ありがとうございます岸本さんという感じです。

これまた違う話だしアニメの曲も然りなんだけど、DOUBLE TONEの歌割りがアーティストではなくグレーダーの響主体になってるのも、このパーセプションアートを通じて響の気持ちが明らかになるからなのかなーとか考えたりしました。

でやっとお芝居のことに入りますね!!!やっと!!!!
なんかもう総じてみんな本物だったなーという感想なんですが…
和哉をアニメで初めて見た時の感想は「また新しい岸本さんのお芝居が見られそう」でした。割と岸本さんってかっこいい部分と別の要素がある役をやるとして、かっこいいの比率が多めの役が多いんですね。でも和哉って割と情けないというか…ストーリー見た感じだとまあ6割くらい情けないじゃないですか。明るくて優しくて友達も多いけどいざと言う時や肝心な時に尻込みしてしまう…みたいな。それが舞台の和也だと、脚本家さんもスペースで仰ってたんだけどハイスペだったりかっこいい部分が強調されてたと思います。人間ドラマだからどうしても和哉の情けない部分が表に出がちなんですけど、あいつめっちゃエリートなんですよね。首席入学だしパーセプションアートの生みの親の息子だし。舞台だとパーセプションアート描くシーンとか特にそういうかっこいい部分が強調されてたと思う。元々岸本さんがめちゃくちゃかっこいいのがキャラのかっこいい部分と合致して増幅された感じ。だから響に思いの丈をぶつける部分も3割増くらいでかっこよくなっちゃう。でもかっこいいだけじゃなくて、16歳特有の茶目っ気とかまっすぐなところはそのまま演じられていてすごく良い舞台特有の和哉が作りあげられてたなと思いました。
特に響に対してダル絡みしては嫌そうに突き放される最初のターン、基本笑顔なんだけど冷や汗が滲んで見えるというか…最初から響と仲良くしようと必死なんだけどどう接したらいいか分からなくて焦ってるのがすごく分かって良かった。アニメだと焦ってる部分はあまり描かれてなかったかな?舞台だとときどき目が泳いだり吃ったり、そういうのが増えてて2回以上通して見るとより深みが増すものになってた。
お歌に関してはもうね〜…本職ですからねあの方。でも今回でこの人歌が上手いだけじゃないな、っていうのは確信しました。というのも、DOUBLE TONEって岸本さん(和哉)がコーラスでいうアルト担当みたいな所あるんですね。響が歌ってる裏のハモリの部分が目立ちすぎてなくて、でも自分が歌うときはのびのびしていて本当にこの人バランス取るのうまいな〜〜…と。新しく岸本さんのすごいポイントに気づけて嬉しかった。
あとこれは単純に岸本さんのファンとしての個人的な感想なんだけど、舞台で座長として引っ張っていく岸本さんを見るのが今回で初めてだったから本当〜〜〜に生で観に行ってよかったな〜〜って……センターでお辞儀するのもカテコに1人で出てきて誇らしげにご来場ありがとうございましたって言うのも全部が感激で。この人を応援しててよかったって改めて思えました。本当によかった。

次!響!!舞台の響は原作よりも苦しみや自責の念、和哉や純に対する愛情や屈折しまくった愛情などふだん隠してる感情の表現が強かったな〜という印象でした。アニメ見た時は基本的にクールな感じだと思ったし舞台観ててもそこの軸はぶれてないんだけど、和哉を冷たくあしらう度にグッ…と眉間に力が入った、でも顰めるほどではない表情をよくしていたり、逆に最後のセリフ「お前とは違う色、でもあったかい」では原作の体感5倍くらいふわっと温かい笑顔を見せていたりと全体的に感情の発露が大きめですごく良かった。多分ふわっとした笑顔の温かさが原作の5倍なのは磯野さんの元々持ってる雰囲気所以でもあると思う。笑
原作の響は自分の感情を殺している(それでも完璧に殺せてはいない)という感じがするんだけど、舞台の響は殺そうとしても表情を冷たくすることしかできなくて、和哉に笑いかけられる度に苦しさが募って仕方なくなる様子を最初の方の表情だけで表現していて観てるこっちまで苦しくなるくらいだった。スクリブルを描いている舞台の響も原作より苦しさや昔のことに対する自責、今の自責、全部が混ざってぐちゃぐちゃになってる様子がよりダイレクトに伝わってきて、もう苦しまないで😭😭ってこっちまで泣いてしまう。
知陽との接し方はほぼ原作通りクールだったな。ただ、心は開いていなくとも知陽のことをいちグレーダーとして信頼しているから一緒にいるんだなっていうのがよく分かるお芝居だった。根拠はないんですよね。ただ何となく、お芝居の雰囲気からそう感じ取れた。そういう雰囲気出せるってすごい役者さんだなって思います。
元パートナーである伊織とのやり取りも同じで、表情があまり変わってなくてもうわ嫌そう〜…とかすごく見てて分かるんですよね。なんか、そういう空気とか出していらっしゃる?って思ってしまうくらいには、ふだんの響のそういう意外と露骨な部分の表現がすごくうまかった。いい役者さんに出会えました。

次、純!みんな大好きヒプ…テ(禁句)ファミリー結城伽寿也さん!フォロワーの推しフィルターかかってるかもしれないんだけど、かわいかったな〜〜……原作よりかわいかった。あと声がデカかった。健康になれる。ステアケーサーコンクールの組決めで道臣とペアになれてうれしい時にしてたデカハートパラダイスみたいな動き目を疑ったもんな。あと和哉にパーセプションアートで自分の気持ち伝えるシーンのDonutsScopeのラストでニコ‼️😊ってドーナツポーズ取ったあとにスッ…ってもとの気まずそうな顔に戻るのちょっとじわじわくる。この純で原作のTalkPartyTime見たいよ〜〜〜!!!続編やって〜〜〜!!!!

ここまで書いてて思い出したんだけど、最初のシーンの幼馴染3人子供時代どうするんだろ〜って思ってたら声と立ち振る舞いだけで3人とも年齢をうまく表現しててすごくびっくりしたな〜!特に御三方とも声の使い分けがすごくうまかった。

次道臣!アニメではみんなのサポート役っていうイメージだったんだけど、柊木さんのもとのイメージなのか舞台の道臣は原作よりちょっと優しげというか表情からほわほわお兄ちゃん感が漂ってた。あと2階席にめちゃくちゃファンサが厚かった。ありがとうございます。
もうほんとにほぼ原作通りのイメージだったんだけど、動きが加わることでより「純に付き合ってあげてる」感が増しててすごく良かった。特にDonutsScopeの最後とか純は腰落として全力でドーナツしてるけど道臣はなっがい腕でドーナツ(一応)作ってるだけだったり。あと、アニメでは「人の懐にぬるっと入り込む」っていう道臣のいい部分に対する証明になる描写がほぼなかったんだけど、舞台の細かい部分(先輩への挨拶とか)で礼儀正しさを演じてくれたおかげで説得力が増してた。そりゃあぬるっと入り込めるしいろんな情報手に入れられるよなあ…と。原作にさらに説得力のある肉付けがされていてすごく上手な俳優さんだな〜と思いました。

次、灰島伊織は世界。前述の通り私の好き俳優にランクインしている松田昇大さんですね。
いや本当〜〜〜にかっこよかったな〜〜〜〜……かっこよかったです。さすが今作でただ1人だけ1人でパフォーマンスするシーンがあるだけある。
実はアニメ見た時点でだいぶこの人ヤバい…!!って思ってたんだけど、松田さんが演じることでさらにカリスマ性に説得力が増した感がありました。特にEVOCATIVEのダンス。個展のシーンのお衣装もめちゃくちゃかっこよかった!!実はゲネプロレポートに載ってた件のお衣装の写真を見て観劇日にたまたま持ってた似てる羽織着ていきました。お前誰のオタクだよってな。
和哉や純と接する時の通常よりちょっと偉そうな感じ、フィアンセ拓海と接する時の甘めな感じ、過去のフィアンセ響の心をあえて乱す時の余裕がなさそうで2年前の様子が少し伺える感じ、全部皇帝然としてはいるんだけどシーンごとに微妙な変化があってすごく繊細だった。お芝居はヒプステでしか見たことなかったからこの人こういう役もできるんだ…!って新しい発見ができてよかったです。

ステの拓海、かわいさがアニメの100倍くらいになってなかった!?ってくらいかわいかったんですが!!アニメにある灰島伊織への執着や狂いが半分くらいかわいさに置き換えられてたような感じ。例えばアニメの拓海は自分以外のグレーダーが灰島伊織と話してたら目血走らせながら爪噛んでそうだけど、ステの拓海は涙目でン〜……!!って威嚇してる…みたいな対比。でもこれはこれで良かった。歌がめちゃくちゃお上手で、灰島伊織と掛け合わさった時に出る拓海の実力がよく表されていたように思います。
あとお兄ちゃんとの喧嘩(?)のシーン。アニメではひとりの人間として向き合ってる感じがしたんだけど、ステはどこまでもかわいくていじらしい弟って感じで……本当にかわいくて……ランブロたまたまコンプできてありがたいね。かわいい。舞台ならではのうまみがたくさん出たキャラだったな〜。

次カーストペア!!知陽、ビジュから何から全て本物だったな〜!!!ビジュアルからアーティスト舐めてそうな感じ漂わせられるのすごいと思う。(褒めている)声も榊知陽そのままだったし、自分のフレームに物申されてじゃあ壊してやる、って金槌持って出てくるところもアニメより狂気じみててすごかった。あと金槌引きずってるのはいいんだけど脚が長すぎるせいで金槌のリーチが床におっついてなくてちょっと屈んで歩いてたのシュールでおもろい。作画バグ3次元イケメンは健康に良い。流れの関係で金槌持ったままあ〜んじゅ♡って投げちゅーするのもそうだけどちょっとおもろいターン多くて良かったな。周りで笑ってるの私だけでちょっと恥ずかしかったけど。マツケンさん、覚えました。
あ〜んじゅすごかった…!!単なる私のヒプステフィルターと北乃さんのイメージなんだけど普段あんなに声バカでかくて元気な関西の兄ちゃんって感じなのにあんなにおどおど胃痛に悩まされる事ができるのか…って。稽古場配信でこういう役初めてって言ってた気がするけど、とても初めてには見えないしなんでも出来ちゃう人だって感心しちゃった。北乃さん持ち前のでっかい声もハツラツ笑顔もアクロバットも全部封じた上でアーティストとしての表現ができるの本当にすごい。
知陽に「俺の作品なんだから」って言われたあとの「僕達の作品です!!」が5/16はまだおどおどしてるけどでも芯のある感じだったのが、千秋楽ではバカデカボイスをここぞと利用して普段静かなキャラの内に秘めた熱い思いを表現する方にシフトチェンジしててアツかった。これだから複数公演見たくなっちゃうんだってば〜!!千秋楽は配信だったけど。
ここの2人、お見送りも両極端で良かったな。マツケンさんはニコニコ〜ありがとね〜って感じでほぼ知陽だったんだけど、北乃さんは私が関西魂に火ついちゃってあざした‼️‼️‼️って声かけたらおうありがとうな‼️‼️😁😁😁ってあんじゅの姿でスゲー関西弁で返してくれて脳みそおかしくなるかと思ったわ。噂によるとアフトもえらいことになってたとか。北乃さん、イメージと違って繊細なお芝居をする方なんだなって知れてうれしい。また観れる機会あったらいいな〜。

そして問題の犬猿ペア。舞台での熱量やっっっばかったな〜〜〜!!!!!声がデカい。本当に。アニメみた時もこーんなに素直になれなくて遠回りし倒してるペア、なんだよ〜〜!!!!って思ってたけど、ステの犬猿は遠回りに遠回りを重ねてさらにその遠回りの道を延々と全力疾走している感じ。(❓)歌で音割れするのはわかるんだけどセリフでしかも配信で音割れしかけるって何?めちゃくちゃいい意味で芝居の熱が声量に乗りすぎている。こういうのめちゃくちゃ好きなんです。
このふたりの喧嘩って、ただ喧嘩してるように見せることも出来たと思います。でもアニメだと他のキャラが呆れてる描写で補完しがち(されてた)なのを、呆れてる描写にさらにプラスで頭くっつけてぐるぐる回ったりとアニメとは違ったアプローチでこのふたりの喧嘩自体にコメディ要素を持たせてて、原作履修してない人にも初っ端から2人の関係性が重く映りすぎなくてすごくいいなと思いました。後で激重になるんだけどね。
楓が真秀の申し出を承諾した時の真秀めっっっちゃ嬉しそうで、や、やっぱり、この2人じゃないとダメだ〜〜って涙ちょちょぎれる。願わずともずっと一緒に作品作ってるだろうけどこの2人にはずっと一緒ににいてほしい。ほんまに。

役者さんの流れでジェネラルズに行くんですけど、真秀→理央と楓→まこっちゃんの早変わりすごすぎる。姿もそうなんだけどずっと喧嘩してるふたりから穏やかなOBへの気持ちの持っていき方とかどうしてるんだろう。話し声や歌声の再現度も本物だった。あと真秀→理央が特に顕著なんだけど、やっぱり衣装だいぶこだわってらっしゃるよね!?!?真秀は胸元も開けてるしだいぶ図体の大きいスタイリングなんだけど理央になると途端に細身になって、役者は変わらないのにこんなにも不思議なことが起こる。しかもグレーダー→アーティストだしアーティスト→グレーダーなんだよね。これは余談だけどまこっちゃんの大樹の日替わりのあしらい方面白かったな…苦手なんだろうな、「ずーっと会議だ!」って言い放った時はさすがに笑った。
ジェネラルズの中で唯一早替えのない大樹、本物だった。さっきから本物しか言ってないと思うけど本当に本物だと思ってるから許してほしい。本当に、日替わりとかの舞台独自の要素以外全てが本物の由羅大樹で、原作突き詰めて来たんだな〜!ってよくわかる感じ。登場のシーンで空間に落書きしてる時の楽しそうな表情とか、逆に和哉にデリートデリート!ってされる時みたいな原作にないシーンでも原作の彼だったら絶対こうするだろうな、っていう解釈が揺らがないというか。ある意味彼が流れを作る役割をしてるシーンが多いから、原作の解釈を交えてちょっぴり大樹らしいおふざけも入れつつ適度に展開させていくのが上手い役者さんだなーと思いました。また観たいな。上仁樹さん。

キャラとしては最後!仲良し幼馴染!優一と康平!このふたり、出番こそ少ないもののほかのペア(主に犬猿)のサポートに回ったり、2人仲良く周りに振り回されるのがいつものパターン!って感じでここも原作通りだった!犬猿に床ドンされてたのシンプルに可哀想で笑っちゃった、怖いだろうなあれ…アニメで詰め寄られてた時も青ざめてたのに…笑 俺たちはトライアンドエラーを繰り返してるんだよね〜って言ってたけど、この2人が喧嘩することもあったんだろうなって。確か脚本家さんがスペースで仰ってたはずなんだけど、この2人はまだ和哉と純みたいに周りを巻き込む大きな衝突はしていない(っぽい)から、いつもみんなを元気にしてくれるコンビが大喧嘩して周りをしっちゃかめっちゃかにするターンとかやってくれないかな〜…観たいな〜スピンオフ舞台。
キャラの年齢が16歳って言うのもあると思うけど、添田さんが最年少なのもあって1番自然な男子高校生ペアだったな〜と思いました。フレッシュ。

あとはパフォーマーさんの使いどころが鬼すぎる。狼にもなるし額縁にもなるし作品の一部にもなるし和哉の両親にもなるしなんにでもなれちゃう、魔法みたい。すごい。お父さんとお母さんは兼役だったりで出すこともできただろうけど、あえて姿かたちが固定されているパフォーマーさんにやってもらうことで記憶の中の存在として現れている気がしました。総合的に見てすげ〜!!!

とりあえず書きたかったことは全部書けました。
無理矢理予定こじ開けて1公演だけの観劇だったけど、1公演だけでも生で体感できてよかったな、という気持ちです。岸本さんが座長として舞台に立つ姿も見られて本当に嬉しかった。俳優さんも素敵な方ばかりで、この作品で新しい出会いができたのがすごくうれしい。そして何より、Opus.COLORSっていう最高に出会えて幸せです。冗談抜きで久々に2次元のアニメ系コンテンツにハマれた気がするからCD買ってみようかな〜とか思ったり。運営の皆さんにおかれましてはぜひ続編とBlu-Rayの発売をお願いします!!もうこれを書いてる今パスステが記憶の一部になってしまってるのが耐えられないので!!!ぜひBlu-Rayの発売をお願いします!!!!!
改めて思い返して、観たあとに「綺麗だった」っていう感想が出てくる舞台に出会えたのが久しぶりだったからすごく嬉しかった。再演か続編お待ちしております。毎回急に始まって急に終わる私のパスステ感想はここまで!ありがとうございました!!!

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