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面白話し・『衝撃の立地!須坂市のゴミ処理場』

今日は、衝撃的な出来事があった。

 先日、家の掃除をした時でた不燃ごみを捨てに行ってきました。
 始めサンマリン長野隣にある長野ごみ集積所に30分かけて行ってきました。

 免許証など顔と住所がわかる物の提示を求められ、出したら、

『須坂市民は須坂のゴミ処理じゃないと出せない。』とのこと。
 そんなわけで、須坂市のごみ処理施設案内の紙を係の人にもらい、須坂市にUターンした。

 ナビに入れてGo →
 
住所みたら、須坂市米子〜と、観光地にもなっている米子瀑布〜の崖だか、滝だかな、何かあるときいたことある場所に近いらしい。

あ〜山かあ〜。って、天気も良いし、紅葉も綺麗だし、ドライブに良いね〜なんて思っていったら、間違いだった。

走っても、走っても、走っても山!山しかない!

まじか〜、まだ先なのか〜、

いや〜、なんか違うぞ!

こんな山で、坂で、細いトンネルくぐって、

金田一君の事件簿に出てきた、
トンネルくぐったとこに集落が広がっていて村があった。みたいな、そのままの風景があって、

事件がなくて、

え〜、須坂市にこんなとこあったのか知らなかった〜。と、驚き、ひたすら走り、走り、下り、

おや?っと、
思ったら、始めの山の入り口の民家があるとこに戻ってる。

一周したのか!

なんでだよ!

って、叫んで、もう一度ナビを入れ直す。

で、走り出したら、また、さっきの道、さっきの坂。

おかしいな〜と思いながら走っていると、

『右に曲がります。』とナビが言う。

お〜、ここを曲がるのか。さっきはここを間違えたんだ。

よ〜し、今度は大丈夫だ。と、走り出す。

そこからが凄かった。

山!山!山! 

そびえ立つ杉の木の脇を通るような細い道。

まじ、この先に、ごみ処理施設なんかあるのか!と、疑うと、

『2キロ先、目的地です。』とかナビが言う。

じゃあ、あるのか。と思い車を走らす。

そしたら、

なんじゃこりゃ?
千と千尋の神隠しのトンネルか?って感じのすれ違いが出来ない、車1台がやっとのトンネルが目の前にあらわれ、

「ここを通り抜けるのかあ〜、デンジャラスな世界への幕開けだよ。まじか〜。私、ゴミを捨てに来てるだけなんだけどな〜。新しい世界への扉とかマジいらないわ〜。」とブツブツいい続ける。

その間も、

『細い!細い!細いんだよな〜。
 細くて許されるのは私の腰だけで、道は広くなくっちゃいけないだろ〜。』と、ブツブツ独り言が続く。

私の腰は、太ったから、細くないけど。

そして、その舗装はされている細い道、横は斜面をひたすら走しる。

その間も当然周りには山しかない。

『目的地まで700メートルです。』と、ナビがまた告げる。

あ〜、あるのね。と、ポツリと独り言。

しかし、まあ、これだけ奥なら、住民の人からも苦情来ないかあ〜。と納得する。

そして、まだまだ走り、やっとこ処理場に到着。

着いたー、人がいた〜。ちゃと受け付けてくれた〜。係の人は、荷物を降ろしてくれて、きちんとしてくれた〜。皆さん親切でした。

『来る時、熊いなかった?』とか、係りの人から聞かれ、(熊出るのか〜)と、ひき、

処理費用は800円くらいでかなりお安い。良かった。

処理場の人は冬場でも、あの道を通い、こちらに勤務しているらしい。

ありがたや〜。

私から見れば、この凄まじい山には、仙人か、トトロしか住めない気がするのに。

そこに毎日通ってきてる。

すごいわ〜。

いや、本当にすごい。

ここ、宿坊立てて、『修行僧歓迎💗』
『来たれ!人生洗い流したい人々よ。』
『ここは、生きることを試される場所!』
とか、すれば良いと思う。

まあ、私は、修行しないけど。

で、帰りは、ナビに、「お家。」と入れて帰宅。

少し道間違えたけど、無事帰ってきました。

人里がみえて、人が歩いていて、見慣れた風景がひろがってきたら、

『戻ってこられた〜。良かった〜。』と、外界との接触に感激しました。

 人がいる〜。歩いてる〜。車がはしってる〜。

 熊もでなさそう〜。

 鹿もいないわ〜。

 普通だわ〜。

 おばあちゃんとか歩いてるわ〜。

 かっぽう着きてるわ〜。

 なんにも変わらない日常〜。

 いつもの田舎に感謝。

 なんでもない風景に、バンザイ!。

 なんか、自分の人生観変えたいとか、

 暗くて落ちゴミ癖がある人は、この山の中にいってみるとよいてすよ。

 自分の悩みなんてくだらないな〜となり、

 なんでもない日常に感謝するようになります。

 恵まれた環境に、普通にスーパーかあることに、

 生きてることに感謝しますよ。

あと、蛍光灯捨て忘れたから、
『どこに出せますか?』と係の人に聞いたら、
『1年に1回地区で回収したり、曜日が決まってるけど、郡役所の隣で集めたりしてるし、』
『ここに持ってきてもらっても良いよ。』と言われましたが、

『あっ、いや、ここに来ることはもう無いかな〜。😅』と答えました。

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切り絵作家MiHo
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