自己啓発・『16歳の自分へ贈る』
かつて16歳だった私に贈ろう。
才能があったほうが確かに良いだろう。
しかし、才能あってもやらない人。
出来るのにやらない人。
才能がないと、早々に諦めてしまう人。
どうせやったって無駄だよと、何もしないうちに悟ったようなことを言う人、
そんな人より、
「たった一歩を踏み出した人の方がいい。」
始めは何もわからなくていい。
分からなくて、馬鹿で、無知で、知っているわずかなことをする。
他人から見たら、
「何やってんのかな〜」「下手だな〜。」
の行動がいづれ大きな結果に繋がる。
君は16歳。
今、必死に生きているだろう。
世間に蔑まされたくなくて、
踏みつけられたくなくて、
馬鹿にされたくなくて、
弱いところを見せたくなくて、
生きるためにバイトして、
覚え悪いから、毎日、図書館で勉強して、
わずか憩いの時間で、絵を描いて、
お金ないけど、お洒落したいから布を買って服を作る。
力のない16歳。
でも、今は、それでいい。
他人から見たら、地味な生活。
裕福な人から見たら、低所得者の生活だと言われるかもしれない。
しかし、無いところには創造がある。
無いところからは、作る事ができる。
「無い」とは、前例がないこと。
束縛も決まり切った事柄も無いと言う事。
自由だ!
考えろ!
創り出せ!
何でも出来る!
何でもやれる!
さあ、16歳の君はなにをする?
変わってる。変わってる。変わってる。
この言葉を言われ続けたそこには、強さがある。
創造性がある。
潰れるな。腐るな。卑屈になるな。
流されるな。
「世の中こんなもんだよ。」なんて、知ったかぶりの人間になるな。
自分の血に正直になれ。
何が正しくて、何が間違っているか。
何が自分に出来るか。
その命を何に使い、何で燃え尽きることが満足か、
考えてみよう。
16歳の君へ
君が必死にあがいてくれたおかげで、今の私がある。
ありがとう。
そして、今、あの時の気持ちを思い出す。
世界が大きく変動する中、私は、小さな波紋を作る。
強く生きろ!
大切な人たちを守るため、
大切なものを守るため、
自分の心を守るため、
自分の自尊心を守るため、
自分の尊厳を守るため、
時には戦うことも必要だ。
言葉にしないと伝わらないこともある。
自分の考えを持とう。
さあ、ちいさな行動を起こそう。
後悔しないように、
残りの命を余すことなく使うんだ。
16歳の君へ
必死に生きてくれて、ありがとう。