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ポニーと川と夏合宿①

今年1月のほっこり冬合宿に続き
よーちゃんが「ポニー合宿はどうでしょう」と
声をかけてくれた

↓楽しかったほっこり冬合宿

今回は低学年の子ども中心で 
ポニーや川で遊ぶらしい
きっと楽しいよって

そんなの行ってみたいに決まってる!
でも今月仕事を休みすぎだし
大丈夫かしら

ここはあれだ
優しい同僚へ子犬の濡れたような目で
訴えるしかない

佐伯さん、実はポニー合宿というのがあって
休暇を...休暇を...

どうぞどうぞ

おお、佐伯の神よ
私の子犬の濡れたような目作戦など
全く関係なく同僚は神なのだ

休暇確保の次はあれよね
子どもたちに何かあると困るから
その前にまずは私が持ち物を
しっかり揃えないとだ

早速足りないものをAmazonで購入

欲しかったウォーターシューズでしょー
靴も汚くなるみたいだから
一足新しいのを買ってぇ

そうそう
この間買った300円リュックは
塀の上からジャンプしたら
紐がちぎれたんだ
小さめのリュックも必要よね

職場に到着したシューズを履いて歩いてみたり
リュックを背負って
これちょうどいい大きさですよねなんて
同僚へ見せてると
「子どもより楽しんでますよね?」だって

そんなことある訳ないですよ!
わくわくわくわく

そんなことある訳!
わくわくわくわく

当日は上野駅に集合して
子どもたちが迷子にならないよう
いや、むしろ私が迷子にならないよう
スタッフのよーちゃんとはなちゃんから
目を離さず小さな子どもたちを誘導しながら
電車へ乗り込んだ

もうね
子どもたち可愛いんだけど
大人しくしてるのは最初のうちで
気を抜くとつり革にぶら下がってたり
トイレの開閉押してたり

動物園か!

ちょっと笑っちゃうよね
私的には面白かったんだけど
ここは大人として伝えなくてはと
開閉はおさなーいとか
少し静かにーなんて時々言っていると
子どもたちが指遊びしようと誘ってくる

ルールを覚えてチャレンジするも
なかなか勝てず負け続きの私
勝った瞬間、やった!と喜ぶと
低学年の子が「大人げな~い」だって

しまった
素がでてしまった
あはは

無事に沼田駅へ到着すると
なおちゃんとすみれちゃんが
迎えにきてくれていた

ワゴンに乗り込んで群馬のなかを走る車
最初に見た景色は青々とした田んぼ
右を向いても左を向いても広がる緑が美しい
窓から手をだして感じる涼しい風
あーなんかもうしあわせ

美味しい水を汲んでいこうと
寄り道をした川場村の湧水
両手ですくって飲んだ
冷たくて美味しい

子どもたちも水筒に湧水をいれたり
その冷たさに喜んでいる

また少し走ると
よーちゃんが車を止めた

「なんだかポニーの匂いがする」
「ねぎちゃんがいる気がする」

え?
私、まったく何の匂いもしない
そんな気がするなんてすごすぎる
エスパーか

みんなで車を降りて森を少し歩くと

あ!あれは誰だ!!

少し離れた大きな岩の上から
日の光に照らされた誰かが
馬に乗ってこちらを見下ろしている

伊達政宗か!

いや
ポニーに乗ったネギちゃんだ!

ポニー2頭を連れみんなを
迎えにきてくれていたネギちゃんは
どうやらネギが好きらしい

みんな好きな場所に座ってお弁当を食べた
私のお弁当は、なおちゃんの手作りだ
なおちゃんの料理は
何を食べてもめちゃめちゃ美味しくて大好き
一生食べていたいけど、もちろんぺろり✨


宿泊場所でもある山の家へ到着して
早速オリエンテーションスタート

これから皆はなにやりたい?

そんな話を始めたときに
雷はゴロゴロ鳴りはじめ
雨もザーザー降りはじめた

うそでしょ?

しかーし、そんなの関係ないとばかりに
子どもたちからは「川に行きたい!」
「川で泳ぎたい!」「ポニーに乗りたい!」
「焚き火をしたい!」のリクエスト

こういう雨雷の場合は
どんな感じになるのかなと思っていたら

ポニーはちょっと雨で難しいので
では!川へ行こう!

子どもたちの眼が輝きだす
きらきらきらきら~っ

え、あれ
とりあえず私どんな格好でいく?
カッパ着てく?
でもカッパ濡れるよね
川に入るならカッパいらないよね?

どれが正しい格好か分からず
結局、水着の上にTシャツを着て
ウォーターシューズを履いて
水中メガネを持った

あれ
なんか私、川で遊びたい人みたいになってる

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