8月夏真っ盛りに開催された ポニーと川の合宿では 子ども17人位+ポニー4頭ー+ひつじ3匹+鴨3羽 山の家を守るようちゃんなおちゃん そしてスタッフで3泊4日、毎日楽しく遊んだ 私の朝はこうだ 目が覚めると誰かのサンダルをはき ふらふらと散歩へ出かける 人懐っこいポニーたちが近づいてくるのが 嬉しくて近くに生えている草をあげると 次は毎日畑で綺麗な花を咲かせたり 美味しい野菜を作っている コメぽんの畑を歩いて これはかぼちゃかななんて眺めたり ひっくり返っているカブトムシを
帰り道、後ろから「わっ」と声がして 振り向くと最近入社した女性が イタズラな笑顔で立っていた 最初の頃、駅まで他愛のない話をしながら 帰ることが多かったけれど そのうち人間関係で困っていることを 教えてくれた それから一緒になる時には 話を聞かせて貰っていて 今日は一緒に帰れなかったことが 少し残念だった というのも彼女が突然 休暇申請をしたのが気になったから 明日聞いてみようと思っていたときに 振り向くと笑顔の彼女がいたので 驚くと同時に嬉しくて 他愛のない話をした後
お母さんの誕生日に おめでとうが言いたくて 真冬の北海道へ帰ることにした 車もレンタルした 両親を温泉へ連れていこうか 母の好きなものを食べに連れていこうか 暖かい服でも一緒に買いに行こうか そうだ、手稲駅を降りたら お父さんの好きな日本酒の国稀と お母さんには小さめの冷酒を買っていこう 何が食べたいのって聞いてくれたから 刺身刺身って騒ぐ私に笑いながら 夜は美味しい刺身を用意してくれるって 言ってくれてた 3人で夕方のニュースを見て やっぱり札幌は寒いねぇなんて言い
朝から腰に違和感があって 時間がたつにつれ 体を曲げるだけでつらくなってきた 同僚にどんな風に痛いですかと聞かれ こっちに傾くと痛くなくて こっちに傾けるとイタタタッてなる感じ ほら、こっちがイタタタッ うーん でも僕お医者さんじゃないから 症状聞いても分からないんですよね なんですか聞いておいて なんてやっていると もう一人の同僚が冷静に 「痛みのある方向へ動かない方がいいですよ」と 教えてくれ なるべく痛い方へは動かないよう過ごした 数日すれば治るかなと思ってい
【記憶から零れ落ちる前に】 ブログに書いた出来事は どこを削るか迷うほど細かく覚えている 合宿へ参加できると伝えたとき 山の家のよーちゃんは「ポニーと暮らす3泊4日思いきり楽しみましょう!」って言ってくれた いずちゃんもポニー合宿楽しいと思うよってすすめてくれて同僚へ伝えるとどうぞどうぞと快く送り出してくれた、やっぱり神。 記憶力が悪くてすぐ忘れてしまうのに 覚えてることが多いのは何故か考えたところ もちろん最高だったからというのは 一番の理由だけれど 4日間、携帯や
山の家の時計はずっと9時11分だけれど 帰る時間が近づいてきた お昼ご飯を食べた後 最後にやりたいことある人って 投げかけると劇をやりたいというリクエスト え。時間ないのに!? どんなに時間が無くても やりたいことをやりたいと言える子どもたち、 そして最大限に願いを叶えようとするスタッフがすごいと思った ほんっとに短い時間で それぞれの劇団が内容を考えて次々披露 もちろん私も最後の力を振り絞り参加 ①マツケンサンバ 演出家の小学生タオはネギちゃんとクリオネで マ
朝の散歩から戻ると 子どもたちが支流から水を汲んで火をおこし みんなへ飲み物を振る舞っていた 朝から大繁盛でホットカルピスをオーダーすると 残り少ないのでと断られそうになったけれど 「そこらへんの花を摘んで持って行ったらくれるよ」とすみれちゃんが教えてくれた なるほどとばかりに 「こちらお使いになるかと思い摘んできました! ホットカルピスください!」と山椒の葉を差し出すと「これは助かる」と子ども店長は大変お喜びになり無事にホットカルピスゲット いえい 今日は夏合宿最終日
すでに外は真っ暗で 空き地に作った手作りの会場へ行くと 真ん中に大きなキャンプファイヤーがあり 周りには長椅子が置かれていた パチパチという音を鳴らす焚き火が いい具合に皆を照らし雰囲気抜群の空間で 会場入口からはハーブティはいかがですかと 声をかけているカフェの店員さながらの子どもたちの声が聞こえる なんか素敵すぎて感動 温かいハーブティを貰い長椅子へ座った 司会の進行でキャンプファイヤーの始まりだ 私はカメラ担当なので 色んな角度から写真を撮る 出し物は劇と歌が中
さて今夜は夏合宿、最後の夜を飾る キャンプファイヤー 歌えや踊れのお祭りだ 皆の気合も違う よーちゃんは馴れた様子で会場作りや キャンプファイヤーの用意をしてるし いつのまにか可愛い手書きの 会場案内ボードまでできている 子どもたちお手製ブレンドハーブティも 配ってくれるんだって 本格的でわくわくしてきた 夕飯を食べてる時 演出家の小学生タオから声がかかった さえちゃん、ご飯が食べ終わったら 至急2階に集合ね クリオネ役で出てもらうから 2階へ上がると 演出家や指導
3日目の朝がきた 山の家の近くにはたくさんの りんごの木があって 夜に降った雨で青いりんごが キラキラ輝いている 外でコーヒーを飲んでいると コーヒーを飲みたいと言う子どもたち 「そこにあるミントを摘むと ハーブティが作れるよ」と言う よーちゃんの一言で子どもたちが ハーブティを作りはじめた 試飲をいただくとこれが美味しくて そんなみんなの反応を見てか 山椒の木から葉を摘んで 新作の山椒ティも作りはじめた 子どもの発想力ってすごい 朝の会で今日は大きな川へいくことになっ
劇に出た。登場人物は4人。 新婚夫婦役2人。子どものミキトはじゃがいも役 そしてクリオネ役の私。 台本はこちら。 新婚旅行で北海道へきた夫婦がクリオネと出会う。クリオネが「私はクリオネ」と言ったあと、ジャガイモが川から流れてくる。クリオネとジャガイモが想像していたのと違うと驚き逃げる夫婦。その後、そよそよ泳ぐクリオネと転がるジャガイモが対決。閉幕。 打ち合わせ3分。本番。 みんなクリオネを 知っているのかも分からない むしろ私も知らない けれど私はクリオネになった 決
お昼は流しそうめんだって! 実はね、私これも初めてなの 子どもたちと一緒に よーちゃんとなおちゃんが流してくれる そうめんを狙うも倍率が高く とれるのはそうめん1本 こ、これはなかなかムズカシイ あえなく子どもたちが下界とよび 最後にそうめんの落ちる たらいの中のそうめんを食べることに 下界の子どもたちと 「ここは争うこともなく食べることのできる天国」と喜びを分かち合いながら 食べたのは流しそうめんならぬ 流れ終わったそうめん ふかしたジャガイモやゆで玉子に 塩やバ
朝早くに目が覚めた 顔を洗って静かに外へ出る ポニーの所へいくと寂しかったのか お腹が空いているのか 4頭全員が近づいてきて それがなんとも言えず可愛い 実はワタシ胸に秘めていることがある それは「ポニーに乗りたい」だ もちろん子どもたち優先だから 帰るまでに乗れたら嬉しいなという願い 山の家の玄関先へ戻ると よーちゃんが竈(かまど)でお湯を沸かし 早起きな小学生あおいちゃんが 運んできてくれたコーヒーを頂きながら まったりしていると さえちゃんがいる!と声がした ふ
何をするにでも最初の一歩が 勇気いるのよねー 次々と川へ入っていく 元気な子どもたちを見ながら わ、わ、私だってと覚悟を決めえいやと 足をつける 冷たっ!! 浮き輪でちゃぷちゃぷ泳いだり ふわふわ浮かんでいるのが気持ちよい しかしそんな時間も長くはない やんちゃな子にうき輪ごとひっくり返されたり 水をかけられたり この橋の下を潜って通れるか!なんてのも よし行くぜなんて潜ったりして 自分のことながら、もはやスタッフのスの字も感じられない そして我にかえった ねぇ。寒
今年1月のほっこり冬合宿に続き よーちゃんが「ポニー合宿はどうでしょう」と 声をかけてくれた ↓楽しかったほっこり冬合宿 今回は低学年の子ども中心で ポニーや川で遊ぶらしい きっと楽しいよって そんなの行ってみたいに決まってる! でも今月仕事を休みすぎだし 大丈夫かしら ここはあれだ 優しい同僚へ子犬の濡れたような目で 訴えるしかない 佐伯さん、実はポニー合宿というのがあって 休暇を...休暇を... どうぞどうぞ おお、佐伯の神よ 私の子犬の濡れたような目作
心のなかで手を合わせ 「出会う人と良きご縁になれますように」と 願ってきた きっかけは社会人になったとき どういう心で仕事へ行けばいいかなと 呟いた私に母が「出会う人と良きご縁になれますようにと思えばいいんじゃない」と 言ってくれたからだ それから毎日、そして今も そう心で願い時には呟いて家を出る 社会はそんなに綺麗なことや 自分に合う人ばかりじゃないから 何度も悔しい思いもしたし 泣いたりもした でもそれ以上に それを書き消すくらいに 優しい人、暖かい人、笑顔の素敵