雄大

写真が好きな建築学科の大学生です。 実は文章を書くのも好きです。

雄大

写真が好きな建築学科の大学生です。 実は文章を書くのも好きです。

最近の記事

10月の振り返り。そしてその写真。

もう5回目くらいです。このシリーズ。 11月も半分が終わろうとしてる時に何が10月の振り返りじゃ!って思ったそこの紳士淑女の皆様、おっしゃる通りでございます。ですが書くことに意味があるのです。そう、僕にとって。ではいきましょう。 10/1    00:38分の写真がありました。 飲んでますね。ほんと飲みすぎなんですよ僕って。お金貯まるわけない。酒、煙草、ギャンブル。全てを網羅してますが、かろうじて人間性は確保しています。できてるんか? Dazzの青さ、好きです。 10

    • 19.24

      その場所はやけに煙ったく、とても大きな音で音楽が流れていた。人々はアルコールやニコチンを大量に摂取しながら踊っている。この様な場所に来るのは僕自身かなり久々で心が躍った。いろんな人間の様々なものが混ざった匂いは、鼻から綺麗に抜けることはなく、脳みその一番奥にずっしりと残る。水タバコの匂いや煙草の匂い、香水の匂いやアルコールの匂い、どれも僕を受動的に昔に連れて行ってくれる。悪い気はしない。だが良いとも思えない。 彼女は僕からしてみれば「お姉さん」そのものだった。ビールの美味し

      • 死は場所を選ばないと思う。ただ時間を選ぶだけ。

        なぜ唐突にこんなことを書き出したかというと冬が近いからだ。大昔というほどでもないかもしれないが、親友の自殺を目の前で目撃してから3年が経とうとしている。私も含めた彼の友人や知人は新しい生活を始め出した頃だ。日本を出たり、学生を終えたり、伴侶を見つけたり、まぁ形はいろいろあるわけだが、当然あの3年前の冬と全く同じ環境下にいる者はいない。 そう、私を除いて。 私は本来なら大学四年の年、22の代と言うべきだろうか。親友が自殺した歳に鬱を患い1年の休学をして、今は写真に専念するた

        • ウイスキーを、飲みましょう。ストレート、ロック編

          さて、おすすめのウイスキーとその飲み方を紹介するという謎noteを書き始めた訳ですが、何から書けばいいのか。でも僕にかけるnoteなんてこれぐらいです。この歳にしては少しだけウイスキーに詳しい気がするのでもし気になってる方がおられたら参考にしていただけると幸いです。 書くことないので早速いきます。 大前提としてこれは「21のガキが独断と偏見でうまいと感じたウイスキーを紹介するだけの記事」となってます。一応一年ほどガチガチのバーテンダーをしてましたから、知識は少しだけあります

          九月の振り返り。そしてその写真。

          こんばんは。 7月末の九州一周旅行のnoteを書こうとしてたら9月が終わってて驚いている雄大です。なんならもう10月も8日くらい経ってます。公開はいつになることやら。 最近思うことは、世界はいじわるです。 僕はまだまだ今を生きれてないのに全部が過去になっていきます。会った人も起こった事も撮った写真も、全部が思い出とは名ばかりの単純な記憶と記録になっていきます。やれやれ(また村上春樹はどーのこーの言われてますね。ノルウェイの森にやけに文句をつけてる人がいますが、お門違いな部分

          九月の振り返り。そしてその写真。

          8月の振り返り そしてその写真

          僕にしては3回も続いてるこのノート。えらいですね非常に。もう8月終わりましたよ?やばくないですか?今年があと4ヶ月しかないと思うと、かなりしんどくなります。 8月、何してたかなぁと思うと何だかんだと色々しておりました。まぁまずは九州一周ですよね。これに関してはいつか(ほんとにいつになることやら、)別件でちゃんとnoteを書きます。宣言。 色々あって8泊9日。宮崎の大きな地震も何かのお告げのようにギリギリ回避でき、大満足の旅になりました。でも真夏のキャンプはやっぱりちょっと

          8月の振り返り そしてその写真

          7月の振り返り そしてその写真

          絶賛九州一周の雄大です。もちろん7月の振り返りなので、詳しいことはあまり書かないですが最高の旅をしています。 さて7月、個人的にはいろいろありましたがあまり公に書くことでもないので控えます。かなり落ち込みました普通に。生きてたらこういう時もあるのかなぁ、なんて思いますが未練たらたらメンヘラ男です。 さて本題に入りましょう。 まず何より暑いです。そらもう京都の夏なんて暑いの知ってるんですけど、それでも毎年「なんでこんな暑いねん!」って毎日言ってます。そんな僕を救ってくれるの

          7月の振り返り そしてその写真

          六月の振り返り。そしてその写真

          遅いやろ!!なんてツッコミは受け付けてません。関西人の僕でもツッコミ返せないほどその通りなので。 一年の半分。「六月」ってその役割を担うにはあまりにも役不足やろ!と10年くらいは思ってる気がします。21年しか生きてないけど。そんなこんなで一年の半分が終わる月(正確には7/1と7/2の間だとかそうじゃないとか。)ですね。早いです。一年。 さて 生活というのは良くも悪くも自分の知らないところで動いていきますから、体調が悪くても、雨が降っていても、生ビールが全然美味しくなくて

          六月の振り返り。そしてその写真

          鴨川を歩くことについて語るときに僕の語ること

          さて、タイトルで察しがついた方。僕のフォロワーさんでしたら何人かはいらっしゃると思います。 そうです。村上春樹のエッセイ(エッセイでいいのかなあれは。)ですね。タイトルは「走ることについて語るときに僕の語ること」となっています。 なんか、ん、?とか思われた方もいると思います。僕も最初思いましたもちろん。でもまぁ、旅行に持ってく一冊とかにとてもおすすめできる小説になりますので興味のある方はぜひ。 タイトルの説明はこのくらいでいいですかね。 あんまり村上春樹を深掘りするのもあれ

          鴨川を歩くことについて語るときに僕の語ること

          カーテンを開けると春の日差しだったことについて。

          大学生の春休み、時間はこれでもかと有り余っている。そのこととは反対に、冷たい風と晴れない空が私の心を酷く状態の悪いものにしていた。 だからと言って自暴自棄になることもなく、以前よりも健康な生活リズムを保っている。朝起きて、何杯か水を呑み、まだご飯はいいかなと思い、ベッドに戻り小説を読む。昼過ぎに軽くご飯を食べて、またベッドに戻り今度は映画を観る。天気予報の一桁の温度表示を見ながら春を待つ。動物の冬眠と、さしてやっていることは変わらないが、外が晴れないとどうにも動ける気がしない

          カーテンを開けると春の日差しだったことについて。

          2023年 その月とその写真と。

          一回どうしてもnoteを書いてみたかったんです。 このTwitterのアカウントは普通に友人なども繋がっているので少し恥ずかしいところもありますが、それ以上に写真を投稿されてる方で僕をフォローしてくれてる人々に自分の書いた文章を少しだけ読んで欲しかった、というのがあります。 先程も書きましたがこんな風に文章を書くのは少し恥ずかしいところもあります。文章というのは自分の内側をこれでもかと曝け出すものでもあるので。そして文章というものは自己表現の中でも突出して自己で完結する表現

          2023年 その月とその写真と。

          首を吊った四季

          何かを失わないと、書けない文章があると言うことを僕は19歳の夏が来る少し前に理解した。  冬に親友を自殺で亡くし、夏に愛おしくてたまらない女の子と縁を切った。あまり吸うこともなかった煙草もこの頃から確実に本数が増えていた。それでも失ったものは、何一つ戻ってくることはなかったし、これから先、失ってばかりの人生しか想像することができなかった。  僕の尊敬する何人かの小説家の中にはさも当然かのように村上春樹がトップバッターとして居座っている。彼は処女作の冒頭でこう書いた。 「完

          首を吊った四季