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Bottom line

昨日の「top line]との対比もあって、「bottom line」を取り上げます。
企業の財務的評価では、損益計算書の最終行(一番下の項目)の
最終損益」のことです。
また資産運用では、テクニカル分析(チャート)において「サポート
ライン(下値支持線)
」と同義で使われたりすることもあります。

本稿は「マインドセット」がテーマなので、上記の金融用語の意味では
なく、「最終結果[決定]、結論」や「肝心なこと」の意味から考察
したいと思います。

①What is the bottom line?「要するに、何が言いたいんですか?」
②The bottom line is this.「結論はこうです」
③The bottom line is that I don't like this.「要は、私はこれが好き
じゃないんです」

ビジネスでは、こんな会話が聞こえてきそうですが、特に、①や
②のフレーズは経営コンサルタントなどがよく使いそうです。

日常生活のフリートークでは、結論ではなく共感が求められている
場合が多いので、あまりにも断定的な言い回しは好まれません。

但し、何が言いたいのか、聞いていてさっぱり要領を得ないケース
では困惑するばかりですが、当方にとって重要性・緊急性実現性
低い場合など、内容によってうまく受け流すのがコツかもしれません。

認知症の方との会話でも「まったくおかしな話」と思っても、まともに
頭から否定するような発言はぜずに、ソフトな受け答えができるような
当方の器量を身につけたいものです。




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