誰もキミを変えられないから、わたしを変えることにした。
馬を水飲み場に連れていくことができても、飲ませることはできない
イギリスのことわざで、他人を変えることができないという意味がある。
英語で書くと「You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.」。
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「変わってほしい」そう思って相手に投げかけた言葉が届いていないなぁと感じる人、結構いると思う。そして、その度に「何で?」「どうして?」とイライラしてしまうこともしばしばあると思う。
わたしも経験があるので、とてもよくわかる。
そんなときは、ひとまず深呼吸してイライラから距離を置くようにしている。
それから、「わたしは相手を支配しようとしていなかっただろうか?」と振り返る。そのとき、少しでも自分の思い通りにしようとしていたら「立ち止まってよかった」と思うようにしている。イライラしてしまったことは変えられないから、今の自分に目を向けることが結構大切だったりする。
いつもできるか?といわれると、必ずしもできているとは言えないけれど、少しずつ立ち止まることが増えてきた。
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そこで、今回のことわざに戻る。
「馬を水飲み場に連れていくことができても、飲ませることはできない」
このことわざに出会ったとき、意味も含めて自分の中でじっくりと考えてみた。
それからたどり着いた考えの一つが、
自分のことを100理解してらえないように、相手のことも100理解できない。だから、変わってほしいと思って投げかけた言葉の通りに相手が変わってくれることは、きっとない。
ということ。
それでも忙しくて、自分に余裕がなくなって、周りが見えなくなると「つい」イライラしてしまいがち。「思い通りに変わってよ」と思ってしまうのは、まだまだ自分が弱いのだなぁと、子どもだなぁと思うのと同時に、変えられないことを嘆くよりも、変われる自分になりたい。
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