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日日キロク

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わたしの日記
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#どっころまいにち日記部

#とある旅先01

久しぶりに遠出をしました。 見たいものを心ゆくまで。と、思って飛行機に乗ってはるばるとやってきた場所は、アジア最大級の大会とユネスコの無形文化遺産が残る「佐賀」。 何もないでしょう?とよく言われるけれど、だからこそ行ってほしいなぁなんて思う場所。 今回は、そんな佐賀の写真を。 ▷佐賀バルーンフェスタアジア最大級のバルーンフェスティバルは佐賀で行われている。 早朝フライト。 7時ごろになると河川敷にはたくさんの人が集まってくる。 一つひとつの気球が飛び立つたびに「いっ

赤い花の咲く頃に、もう一度キミに会いたい。

言おうと思ってたことが、ある日突然伝えられなくなるなんて、きっと誰も思わないだろう。 「じゃあ、また。」 当たり前のように口にする言葉は、当たり前なんかじゃない。現実を目の前にしてようやく気づく。きっとそれは、死に直結するような病気やけがをしていないからだろう。仮に、明日死ぬつもりで生きてみろと言われても、現実味がないから結構難しい。 それでも、明日死ぬかもしれないと思って生きてみないとなぁと思うことがある。 * 冬を迎えると思い出す曲。確か、タイトルは「ポインセチ

これまでと、これからのわたし。

これまでのわたし2017年は、なりたかった看護師をやめて、違う世界に飛び出した年。 2018年は、飛び出したところから気持ちの向くままに走ってみた年。 そんな2018年を振り返って思うのは、「地域」にこだわったこと。  地域にこだわるのは、田舎が好きだから なんでわたしは「地域」にこだわったんだろう?と思い返してみたときに出てくることは、 「失いたくない景色があって、大切にしたい何かがあって、何よりもわくわくしたから」 他にあげるとしたら ・空は広く、思わず背

面白がる天才は「めんどくさい」なんて思わない。

「それってどういうことなんだろう?」そんな疑問を持つことが、めっきりなくなってしまったように思う。 * これはなんだろう? どうしてそんな名前なの? なにでできているの? 知らなくても、生活になんら支障はないから余計にそうなってしまう。あとは、近頃の「なぜ、なに、どうして」は、スマートホンでシュシュっと検索ワードを入れたら答えらしい答えが出てきてしまうし、それが正解なようにみえて、これ以上自分で考えたりしたとこでなにも出てこないよね。ってなってしまうから。 疑問を

変わっていくものよりも、変わらないものを大切にしたい。

卒業旅行の最後に「次いつ会えるかわからないから」と言って、一人で祖父に会いに行った。 もう、3年も前の話。 久しぶりに会った祖父は、座っているのがやっとなほどに足腰が弱っていた。わたしのことが誰なのかわからないほど認知症も進んでいた。 それでも、わたしの顔を見るなり「よう来たね。」なんて話したりするものだから、きっとまだ覚えているのかもしれない。なんて淡い期待を抱いた。 大きいと思っていた背中は小さくなってしまっていて、ちょっぴり哀しさもあったけれど、どこかに連れて行

肩の力を抜いてやってみることが、必要なのかもしれない。

「バカになれたら、ラクなのにね」 ドラマのセリフは、ときに痛いほど刺さる。 * 今よりもっと幼かったわたしには「猪突猛進」と呼ばれた時期があった。同い年の男の子がからかって呼んでいただけなのだけれど、当時は本当にイヤでたまらなかった。 そんなとき、決まってわたしは「ちゃんと考えてるもん!」そう言い返したような気がする。 本当は「猪突猛進」の言葉がぴったりなくらい「やる」と決めたことは周囲のことが見えなくなるほどだったのに、考えていないことがバレてしまうのが恥ずかしく

#今日は人生最後の日

「〇〇さん、今日かもね。」 人は死ぬらしい。 週に1回は必ず人がいなくなっていく。 今日もまた一人。 まぁ、今日は自分なんだけれど。 思いのほか「死」を目の前にして、怖いとか後悔とかそんな感情が湧いてこない。 やり残したことがないといえばウソになるけれど、これといって思いつかないから、ないんだと思う。 “死は避けられない”なんてことを、前職でいくつも経験してきたからどこかに諦めもあるのかもしれない。 あとは、やりたいことはあったけれど現実とのギャップにもやもや

9・30

「Excuse me...?」 ニコッと微笑見ながら、男性が話しかけてきた。 HIGASHI SHINJUKU と書かれた紙を指差して、「ここに行きたいんだけれどこの電車でいいのかい?」と英語で私に聞いている。 大きなスーツケースとリュックサックを持っていたので、きっと観光にきているんだろう。 久しぶりの英語に少し戸惑いながら、今乗っている電車は東新宿まで行かないこと、東新宿まで行く電車に乗るには駅で乗り換えないといけないことを拙いない英語で説明する。 私の英語を「

9・25 なーんにもしない時間があってもいい

何にもしない、考えないことをやってみた。 いつもなら、各種SNSとメールをチェックして、パソコンに向かって記事を書いて、次の記事ネタ何にしようかなとか、あの本読まなきゃなとか、ちょっとゲームしようかなとか、常に何かをしている。(あまりゲームをよろしくないのは置いといて) 好きでやっていることもあるけれど、24時間マラソンを走っているみたいに常に消費していて、わりと苦しい。 走り続けることが得意ではないタイプなので、走りはじめはいいんだけれど、だんだんと上手に息継ぎができ

9・24 ある1日の夜はこんなふうに

畑の仕事もそこそこに、日がくれる前に家へと向かう。 街灯も少ないから、日が沈むとあっという間に真っ暗になってしまう。 出るはずもないのだけれど、どうしてもオバケが出てくるんじゃないかと思って一人で夜道を歩くのはできるだけしないようにしている。この辺はまだまだ子どもだなと思う。 家に着いたら、早速夜ご飯の支度。 さっき畑から採ってきた、ナスとピーマンを食べやすい大きさに切って、さっと揚げて、めんつゆへポン! 小鹿田焼のお皿に盛って、「いただきます」。 ご飯を食べたら