マガジンのカバー画像

日日キロク

60
わたしの日記
運営しているクリエイター

#日々

1年をふりかえって

島根に暮らはじめて丸1年。 意外とあっという間で、何してたのかほとんど覚えていない。 こういう時に、日記とかキロクをつけておけばよかったなって思うけれど、いろいろ理由つけてやらない事が目に見えているから、本当に心の底から決意しない限り、やらないんだろうなと思う。 自分で自分に困ってるから、すればいいんだけどね。習慣に。 序盤からこんな調子だけれど、何か書いて残しておきたいことに変わりはないのでこのまま続けます。とりとめのないことを、とりとめもなく。 きっと見返したとき

ただ、あったかい世界に生きていたい

ちょっと疲れたとき、ふと帰りたくなる場所がある。 それは行きつけのカフェのような、飲み屋のような場所かもしれない。ちょっと遠く離れた場所かもしれない。 今、わたしが所属しているオンラインサロンは、そんな場所。 ときどきしか会えないけれど「ときめき」をキーワードに集まった人たちのいる世界はあったかい。 あったかい世界のはじまり 1、2つくらいオンラインサロンに参加したことはあった。でも、なんとなく合わなくなって、気がついたら辞めていて。 そんなときに見かけたのが。 と

さよなら。きっといつか愛せるモノたち

手放してしまいたいモノが、山ほどある。 ちょっぴり猫背なところとか、こだわりにハマると周りが見えなくなっちゃうとか、レスポンス溜め込むこととか...。 手放したいモノは、家の中じゃなくて、わたしの中にあるモノ。 意識して取り組めるのは1つ、2つくらいで、あれもこれもと何でもできるほど器用じゃない。だから、全部手放すまでにはとーっても時間がかかるだろう。きっと、終わる頃にはシワシワのおばあちゃんだ。 シワシワになる頃には、手放したいモノ・コトが愛せるものになっているかもし

はじまりはいつも突然。 そして、いつだって不安だ。

「来月から、こっちに来てもらうことになりました」。 そう告げられたのは、3月もそろそろ終わるころ。 島根に行くかもしれないと話はしていたけれど、まさか数十日後だとは夢にも思っていなくて、唐突だなと思った。でも、それ以上にワクワクしている自分がいた。 あの日思い描いていたことにチャレンジできる!そう思った。 それなのに、いざ目の前にすると、自分が思い描いていることは本当にできるのだろうか?と、言われもしない不安に襲われる。 自分がチャレンジしたいことは「本当に必要なのだ

春には花が咲くように。

「春花」 ありがたいことに、私の名前には「春」を象徴する漢字が2つ入っている。 常に春をまとって生きているんだ。と嬉しく思ったのは、つい最近のこと。 なんだかこの気持ちを忘れたくなかったから残しておこうと思う。 * 小さい頃から思春期まで、自分の名前が好きじゃなかった。 そんなことを親の前で言ったら泣かれるだろうから、口にしたことはないし、 友人の前でも口にしたことはない。 これと言った理由は特にないんだけれど、三文字でちょっと今時っぽくないとかそんなことは思って

新しい時代、新しいはじまり。

「新元号は、令和であります」。 あの日わたしは、島根にいた。 『平成』が1ヶ月もしないうちに終わってしまうのか。と、寂しく思いつつも、これから始まる新しい時代にワクワクしていた。 狙っていたわけではないけれど、自分の転換日と新元号の発表が重なったことは単なる偶然ではないような気もして、特別な気分だった。 * 新しい時代だから新しいことにチャレンジしよう。 そんな声もよく聞く。 そうしたいなぁという自分の気持ちも無視はできない。 どうしても突飛なことをしたくなってし

誰もキミを変えられないから、わたしを変えることにした。

馬を水飲み場に連れていくことができても、飲ませることはできない イギリスのことわざで、他人を変えることができないという意味がある。 英語で書くと「You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.」。 * 「変わってほしい」そう思って相手に投げかけた言葉が届いていないなぁと感じる人、結構いると思う。そして、その度に「何で?」「どうして?」とイライラしてしまうこともしばし

知らない街を歩くこと。

長距離バスと1時間に1本の電車に乗って、初めての街へ。 島根県の西部にある「津和野」。 山陰の小京都といわれ、かつて城下町として栄えた街。 この街へやってきたのは、地域で活動している人たちに話を聞きたかったから。 「多拠点居住」や「移住」、「地域おこし」が話題だから訪れたというよりは、たまたま知り合った人から聞いた土地がどんな場所なのか気になったから。 知らないことを知りたい。そしてその土地の魅力あるもの、人、ことを埋もれたままにするのではなくて、ことばに残しておきた

旅先の名物じゃなくて、食べたいものを食べてもいいよね

どうしてもタイ料理が食べたくて、タイ料理のお店に行った。 ここまで聞くと、「へぇ」くらいにしか思わないかもしれないから、ちょっとだけ付け加えておくと。 大阪に来て、タイ料理を食べに行きました。 こうすると「え。なんで大阪に来たのに、わざわざタイ料理?」ってなるよね。 でもそれくらいに、今日はタイ料理が食べたくでしょうがなかったんです。 * 旅先では旅先の名物を食べるもの。 と、思いがちだけど、別にそんなことないかなと思っていて。 食べ物の選択肢がたくさんある場所

いつだって、自然は隣り合うものだから

3.11 日本に住んでいる誰もが、「あの日を、忘れない」と呟く日。 それほどに甚大な自然災害が日本を襲った。 地鳴りのように揺れる足元、一気に押し寄せてくる波、帰らない人。あの日を思い出すたびに、どうしようも無い感情に襲われる。 親戚も知り合いがいるわけでもないし、行ったことがないし、当事者ではないけれど、ダイレクトに揺れを感じる地震は人生で3度目だった。 初めては、1995年に起きた阪神・淡路大震災。 しっかりと記憶に残っているわけではないけれど、ワンシーンだけは身