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成人式の日程を変えてほしい。

「成人式の日程を変えてほしい。」

 おそらくこれは地元を離れて学生生活を送る大学生の総意だ。

 なぜこう思うのか。それは大学の冬期休暇が終わり、授業を1週間弱挟んだ後に成人式(二十歳のつどい)があるような日程になっているためだ。

今年の場合、私を例に当てはめると1/5(日)に冬期休暇が終わり、
5日間授業日を挟んで第2月曜日及びその前の土日に至る。

 その場合、大学生は①授業をサボる、②年末年始に帰省した後、再び地元に戻る、③いっそのこと年末年始は帰省せず、成人式のときに帰省する、の3択から選ぶことを迫られるのである。

 正直、学生からすると短期間に地元へ2度も往復するのは時間的にも金銭的にも厳しいと思う。
 まだ、夏季休暇・冬期休暇の間にあたる10月末に成人式があるのなら、「成人式の年は帰省する回数を1回増やせばいいか」という気分になれるかもしれない。しかし、冬期休暇が終わった1週間後では、そんな気分になれるはずもない。これが私の思う問題点である。

 では、なぜ成人式は1月の第二月曜日と決められているのか。とある記事によると(文末に記載)、はるか昔の元服の儀式の慣習及び観光活性化といった政策的理由からそう定められているらしい。

 それならば、成人の日は1月6日以降に初めて訪れる月曜日としてはいかがだろうか。今年ならば1/4(土)~1/6(月)が成人式が行われる期間となるだろう。

 こうすれば、大学の冬期休暇の後半に成人式をすることができるし、仮に暦の都合で冬期休暇が終わり、授業日を間に挟んだとしても数日で済むため、授業を休む選択をしてもダメージは小さい。

 なお、1月6日以降としているのは、土曜日が早くても4日となり、3が日に被ってしまい、成人式の準備をする方が3が日に働かなければならない事態を可及的に防止するためである。

 また、成人の日を月曜日のままにしているのだから、政治的都合でかつてそう決まった理由にも抵触しないだろう。

 個人的には名案だと思っているが、いかがだろうか。私は別の理由で成人式に参加しなかったが(詳しくは末尾の記事をご覧頂きたい)、このような理由で成人式への参加を躊躇していた友人は複数人いる。

 参院選に向けて若者からの支持が欲しい石破さんよ、是非とも検討してみてほしい。

参考:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ea2723a2a0c6723d6e48f1833a736dd50935cb1f(2025/1/6)


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源 勝芳(法学部生ブログ)
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