【大学生活】「楽単」って人によって違う。
皆さん「楽単」ってご存知ですか。大学で楽に単位がもらえる授業の略です。ちなみに、対義語に同じ発音の「落単」があります。
これまで私はいかなる授業が楽単であるかは学生の共通認識だと思っていました。すなわち、私の考える楽単とは、授業に出席するだけで確実に単位がもらえる授業です。例えば、出席点が60点、テスト40点の授業は私からすれば楽単です。
(※大学では60点以上で単位認定となります。)
つまり、私からすれば単位さえ100%取得できるのなら授業で扱う内容の難易度は問いません。もちろん、内容が簡単であることに越したことはありませんが。
結構、納得して頂けません?ところが、私の友人はこれに「ノー」を唱えたのです。私の友人からすれば、出席点の比率が過度に高いと、逆に欠席したときのリスクが大きくなるため、必ずしも出席点の比率が高いことが良いわけではないそうです。
また、テストがある授業は難易度に関わらず、楽単ではないそうです。曰く、いくら勉強しても当日一発勝負の要素が少なからずあり、単位取得が確実だとは言えず、また、そのために勉強を強いられるのであれば楽単とは言えないとのこと。
もちろん、私の彼のテストに関する言い分は理解できます。しかし、出席点60点、テスト40点の授業ならば全授業に出席さえすれば事実上、テスト0点でも単位を取得できるから、テストは関係ないでしょう!
そう、思うのですが、毎回出席することが確実であるとの前提を下に話を進めるのが嫌いな彼からすると、出席点を60点満点で見積もることができないため、結局、上記科目はテスト勝負の単位にほかならないそう。
ちなみに、彼はレポートがある授業でも字数次第では楽単だと言います。しかしながら、私はこれには絶対に納得がいきません。というのは、授業外での作業が必然的に発生するから。
彼からすれば、それは単位取得を確実にする筋道に過ぎないのだから、無問題なのかもしれませんが、私には相容れませんね。
このように、楽単と言っても人によって価値観は様々であります。そうすると、大学生として気を付けたいのは先輩から楽単について教えてもらうときです。本人にとっては楽単でも、自分自身の基準では楽単ではない場合があり得ます。
「え!マジっすか!先輩、どんな感じの授業っすか!?」とさりげなくなぜ楽単だと思うかまで必ず聞き出すようにしましょう。