shiatsucamp

『豊かなlifestyleを提案する』指圧STORE。 茅ヶ崎、西東京の各STORE運営、健康保険を使用した訪問マッサージ業務、各種野外イベント・フェスへの出店も行っています。 SINCE 2015 http://shiatsucamp.com/

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マガジン

  • 指圧師としてはたらく

  • 治療の考え方

    指圧の方法だけでなく、問診から検査など地味だけど大事なこともピックアップしています。

  • SHIATSUCAMPについて

    SHIATSU CAMPの思想

  • 予防医療と指圧

    SHIATSU CAMPが提案する"予防医療"についてまとめています。

最近の記事

保険?自費?

「あ、指圧師さんなんですね。やってほしい〜。保険はきくんですか?」 指圧師であれば、何度もこんなケースに遭遇するのではないでしょうか。 僕も飲み屋のカウンターで初めてお会いする方とこんな話によくなります。 そんな時、「保険内の施術は医師の同意書が必要で…」なんて話すのも正直めんどくさいので、 「ごめんなさい〜保険はきかないんですよ〜」 なんて返すと、大体の方ががっかりした顔をされるんです。 ですので、ここではっきりさせておきたいのですが、「基本的に僕と外でお会いする方は

    • これから指圧師が出来ること

      先日の話ですが、v.p荒木と業界最大級の展示会と言われる"からだケアEXPO"に行ってきました。 この展示会。最新の施術機器や経営メソッドなどのブースが所狭しと並んでいるんですが、その中で、僕が1番印象に残ったのは"AI"による姿勢分析を研究しているブース。 昨今、毎日テレビやニュースを見ていて、"AI"や"チャットなんちゃら"という言葉を聞かない日がないくらいになりました。 そうです。 僕らの業界にも着々と波が押し寄せてきています。 「なんだかんだ指圧の仕事はロボット

      • メディカリゼーション(医療化)について

        マイナスなメディカリゼーション「あなたの背骨は歪んでいます」 もしかしたら指圧や整体等の施術を受けたことのある方なら、施術者から言われたことがあるかもしれません。 雑誌やテレビ等のメディアでも、 「あなたの不調の原因は、"背骨の歪み"が原因かも!?」 なんてものもよく見られます。 でもこれ、場合によっては施術を受ける側にとってマイナスなメディカリゼーションになってませんか?って思うんです。 体調に不具合がある人が施術を受けに行く。 施術者から 「あなたの不調の原因は〇〇

        • 指圧は医業?接客業?

          【SHIATSU TALK #21】 「もっと強く押してください」 指圧師なら一度はお客さんに言われたことがあるのではないでしょうか。 そんな時、皆さんならどうしますか? 「強く押せばいいじゃない」 そう思われる方もいるでしょう。 指圧師ではない方は、少しイメージしづらいとは思いますが、これは結構僕らの"あるある"だったりします。 我々の母校である、日本指圧専門学校卒の方であれば、◯田先生の 「痛いのはダメですよ〜」 「強く押したらダメですよ〜」 というお言葉が、脳内リフ

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        記事

          大手vs個人

          【SHIATSU TALK #20】 みなさんは「大手」と聞くとどんなことを思い浮かべますか? 対照的に「個人」または「個人事業主」と聞いてどんなイメージを持ちますか? どの業界にも、この二つの構図が成り立っていて、どこかライバル関係のような印象を持たれる方も多いでしょう。 今回は、我々指圧業界における「大手」と「個人」の関係性、そして個人事業主としての考え方をお話ししていきます。 ここがすごいぞ大手企業いきなりですが、ファミレスって行ったことあります? どこかのお坊ち

          大手vs個人

          指圧師のセンスを考える

          【SHIATSU TALK #19】 「あいつはセンスがいいよねー」 「このお店はいいセンスしてるなー」 普段から口にしている"センス"という言葉。 この"センス"を褒めてもらうと嬉しいものです。 特に自営業の方々は、この感覚がとても大事なのではないでしょうか。 果たして僕はセンスがいいのか? なんてことを、常日頃考えているわけですが、 今回は皆さんと”センス”について考えたいと思います。 センスを定義するさて、皆さんが思うセンスとはなんでしょうか? 一番最初に思い浮

          指圧師のセンスを考える

          理想の施術方法は?

          【SHIATSU TALK #18】 僕はカイロプラクターであり指圧師です。何かの手技の原理主義者でもないので、施術に関して比較的バランスのとれた考え方をしていると自分では思っています。 さて、この業界に長くいるとこんなことをよく耳にします。 「指圧だけじゃ治らないよ」 「アジャスト(矯正)だけじゃ治らないよ」 勿論、僕らの行う手技は魔法でもなければ怪しい宗教でもないので、全ての症状に対応できるわけではありません。出来るだけ多くの方々を楽にするために、色々な手技を勉強しろと

          理想の施術方法は?

          指圧師はいくら稼げる?

          【SHIATSU TALK #17】 結論さて、結論です。 指圧師が一人で開業して、頑張って頑張って、馬車馬のように働いて、収入の限界は年商1000〜1200万強です。 あくまでも"年商"です。手取りではありません。 多いと思いますか?少ないと思いますか? 感じ方は様々ですが、これはだいぶリアルなところだと思います。 それも、この金額は"限界値"ですので、一般的には年商500万くらいが平均になってくるのではないでしょうか。(開業した場合ですよ) え?じゃあどんな計算で

          指圧師はいくら稼げる?

          指圧師の収入

          【SHIATSU TALKS #16】 どうしてもタブー視されるお金の話世の中には、色々な仕事があり、稼ぎ方も多種多様。最近ではリモートワークが基本になっていて、働き方自体が問われてきています。 以前も同じようなお話をしましたが、大半の人にとって、働き方は生き方そのもの。お金がなければ生きていけません。 しかし、我々はお金を生産するロボットではなく、こころある人間ですので、仕事にやり甲斐を求める方も多いはずです。 しかし、やり甲斐だけでは食っていけないのが仕事、所謂ビ

          指圧師の収入

          指圧は治療?慰安?

          【SHIATSU TALKS #15】 結論まずは最初に結論です。 我々は、発足から一貫して、指圧は医療であると定義しています。それを前提にお伝えすると、指圧が治療なのか慰安なのか議論に関しては、"治療"だと考えています。 ここでは、「治療か慰安かは、お客さんや患者さんが決めればいい」というような、投げやりな発言を敢えてしません。指圧は"治療"です。 しかし、我々の業界では、 「駅前のリラクゼーションは慰安だよ」 とか、 「うちの治療は骨格矯正の理論に基づいて…」 な

          指圧は治療?慰安?

          イベント出店を続ける理由

          【SHIATSU TALK #14】 今日は4月1日。新年度のスタートです。 皆さんの中には、環境が変化する方も多いのではないかと思います。春は出会いと別れの季節ですね。 まぁそんな話は置いておいて、指圧Campも今日から8年目突入でございます。 そんな今回は、初心にかえり、我々が継続しているイベント出店事業についてお話しします。 過去を少し振り返る時が経つのは早いもので、僕の思いつきで始まったイベント出店も8年目。一番最初に出店したのは、神奈川県葉山市の小さなマルシェ

          イベント出店を続ける理由

          これから指圧師になる方へ(後編)

          【SHIATSU TALKS #13】 結論さて、いきなりですが結論です。 僕がおすすめする、あん摩マッサージ指圧師としての働き方をお話しします。 3年以上10年未満は雇われて働いてください。 自費と保険で戦える武器と経験を持ってください。 そして、それらを両立して開業してください。 以上です。 開業についてはこちらでもお話ししていますので、気になる方はチェックお願いします。 今回は実践編です。 進む方向がわからない人は?前編でお話ししたように、あん摩マッサージ指

          これから指圧師になる方へ(後編)

          これから指圧師になる方へ(前編)

          【SHIATSU TALKS #13】 国家試験お疲れ様でした。先日、あん摩マッサージ指圧師の国家試験が終わったようですね。僕が試験を受けたのは2011年でしたので、もう11年も前の話です。 今思い返しても、当日はとても緊張していたのを覚えています。試験中はできたのか、できなかったのかよく分からず終わり、自己採点で一安心。試験が終わった後のビールが美味しかったっけなぁ。 3年間の勉強を出し切るわけですから、なかなかのプレッシャーですよね。 国家試験を受けた方々、お疲れ

          これから指圧師になる方へ(前編)

          指圧がウケない理由

          【SHIATSU TALKS #12】 結論まずは、最初に結論です。 このような結果を改善するためには、業界全体の "先生"マインドを変えていく必要があると思っています。 我々の業界は、学校教育の中で"指圧師は医療人である"ということを前提に教育がなされます。 そのため、医療人=先生というマインドが古い時代から続いているため、自称"先生"や"先生"になりたがる人達、いわゆる"先生症候群"が増えてきているように思います。 先生症候群とは、経験もそこそこなのに、先生と呼ばれ

          指圧がウケない理由

          開業のススメ

          【SHIATSU TALKS #11】 結論さて、最初に結論です。 僕は、以前から皆さんに理想の働き方は "独立開業"だとお伝えしてきました。 「おいおい、そんなリスキーなこと無責任に言うんじゃねーよー」なんて声が聞こえてきそうですが、これは、現実に開業している僕の率直な意見です。 昨今、同業の方々の話を伺うと、一昔前と比べて指圧師の開業離れのようなものが目立ってきているように感じます。 不景気や若者の安定志向、他ジャンルの台頭などが理由のようです。でも、このマインド

          開業のススメ

          30代、指圧のススメ

          【SHIATSU TALKS #10】 僕は現在35歳。この仕事を始めて今年で15年目。 これまでに、多くの方々の施術を担当させていただきました。本当にありがたいことです。 この中で、様々な世代の方、症状に対して施術を行なっていると、一つのセオリーを見つけることができました。 それは、"痛みや痺れというものは、悪化すればするほど治りも遅くなる"ということ。 当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれませんが、これが真理。 このセオリー通りにならないためにも、我

          30代、指圧のススメ