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同じ時間は同じじゃない?by葬送のフリーレン

YOASOBIの楽曲で、勇者、って知っていますか。前からなぜか好きで、プレイリストとかにも入っていました。楽曲のカバー画像、Apple musicだったかのも好きで、なんとなく良く聞いてました。

一方で。葬送のフリーレン、ってアニメのタイトルもなぜか良く聞いていて。これが、つい最近、このアニメのOP曲だと初めて知り(遅すぎだろって)、気になって、アニメを昨日から見始めました。
今日は、その事についてです。(思い出しながら書いてるので若干違いはお許しを)

「お!これこれ!YOASOBIの曲じゃん!いい感じ。」
「ん?あ、このアニメと歌詞がオーバーラップしてる!(遅)」
と、ここで、パープレだったかで葬送のフリーレン、調べると。

勇者一行が、魔王を倒して国に戻ると、【10年】一緒に冒険をした仲間、戦士、ドワーフ、僧侶、主人公の魔法使いフリーレン、を
皆が祝ってくれます。

この映像のちょい後で、「10年も一緒に冒険したんだな」と仲間が言うと、フリーレンがこう言います(確か)。

「たった10年だろ・・」

仲間は皆顔を見合わせて、微笑みます。そう、ここ!! 

フリーレンはエルフで超々寿命。

物語の中では、1000歳は軽く超えている的な話が出てきます。仲間はドワーフを除き人間です。

1000年寿命のフリーレン:たったの10年
80年寿命の人間:10年も

ここから物語りは始まるのですが、時間の感覚が全く違うエルフ:フリーレンと、人間の冒険仲間。

「たった10年で相手の何が分かるんだ?」のフリーレンは、仲間にもあまり関心がありません。そういう描写も出ます。一方で仲間は、フリーレンのことを「知ろう」とするし、「知っている」

冒険っていう命がけの旅の10年は、人間にとっては「とても長く、そして詰まった時間」。でも超々寿命のエルフから見れば、ほんの1週間くらいなのでしょう。

フリーレンは、お祝いが終わり、夜が明けると国を出ます。

「これからどうする?」という仲間に。「魔法収集の旅へ。趣味だし」と言って「ま、しばらくしたら、顔見せに来るよ」的言葉を残して。

仲間は、(しばらくだから、10年は帰ってこないな、ひょっとしたら、自分はいなくなったころ、帰ってくるかも)、の様子です。

そんなこんなで、アニメはスタートします。「1話みて、また見よ」って思ったら、なんか、止められず・・・3、4話と観てしまいました。

この記事には、言いたいことも、主義主張も全くないんですが。

アニメ観つつ、「ああ、もしあの仲間のひとりが私だったら、フリーレンとどうなるか?どう向き合い、付き合うか。」なんてことは、ぼ~んやり考えてました。

時間の流れの違い、生きる密度、感情の差、モノの見方の違い、などなど・・

でも、ふと思ったんです。自分と他人はアレコレ違う、って思って普段、暮らしていても、心のどこかで、「同じ寿命、同じ国、同じ時代に生きてるから、同じように、根っこは一緒でしょ」って思ってるところもあるのかもな、って。

ゴールが一つ終わると、そこから始まる新しい旅があるのかもな、なんて。

フリーレンを観ながら、そんなことをちょっとだけ思ったりしました。

また観ようっと!


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