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量は質を生むか- 量の重要性って何?

こんにちは、今日は「量と質」について、考えたことです。

質を高めるには、まず量をこなすことが必要ですか?

私たちは、しばしば「質を重視しなければならない」と言われます。上司から、「こんな内容じゃお客に提案出来ないよ・・」とか、「これしかアイデアん出ないの?」なんて、わたしもあなたも、言われたのは、一度や二度ではないはず。
しかし、実際には質を生むために必要なのは、まず大量の経験や実行を積み重ねることだという考え方もあります。結果を出すためには、まずどれだけの量をこなしているか、考えたことがありますか?


量が質を生む理由

量の積み重ねが質を引き出す

「量が質を生む」というフレーズを聞いたことがあるかもしれません。これは、経験やトライアル&エラーを積み重ねることで、最終的に高い成果(質)が得られるという考え方ですね。

もう選手は引退しましたが、シアトル・マリナーズのイチローさんには、様々なエピソードがありますが、彼が小学生の頃から父親と一緒にバッティングセンターに頻繁に通っていたことはよく知られています。あるエピソードでは、年間370回以上通い、1日100球以上を打ち込んでいたとされています。

年間370回って、1日に午前午後の2回、いや3回行った日もあるってこと。

他にも、打率不振の時に記者から、「打率不振ですね・・」と言われた時に、「いえ、気にしてません。バットの先端の軌道が3mmズレていたのが今日の打席で分かったので」といった内容を、きっぱりいったこともあったそうです。

たとえば、プロのアスリートが何度も練習を重ねて技術を向上させるように、毎日のいろんな場面で、まず多くのタスクやプロジェクトに挑戦することが、結果として高い質を生み出す、そんな感じはありますか?「なんか、あの人、うまく行くんだよね、、、」というのは、場数・ボリューム・回数など【量】が圧倒的に多いのかもしれません。

初めはうまくいかなくても、繰り返し取り組むことで、次第に見えてくる改善点や学びが生まれます、なんて綺麗事でなく、ドロドロとたくさんやらないと、自分の中にたまらない。イチローさんほどでは無いにせよ。


私の経験:量から質へのシフト

量を重ねたことで得た気づき

そう書くわたしですが、飽き性なので、なかなかひとつで【量や回数】を積むのは苦手です。何らかの新しいAIテクノロジーでも同じ。でも、そんな時に、イチローさんを思い出して・・量をこなす。すると、アタマに、経験とタグみたいなのが増えます。これは間違いありません。

プロジェクトでも、サービス開発でも、これは同じ。

たくさんの文章を書き、たくさん考えて、たくさん発信すると、失敗多数の中から、ダイヤモンドの原石(ややうぬぼれですが)みたいのが、ポロッとでます。でも、この原石は、イチローさんのように、大量の練習したのと同様で、ダイヤモンドの原石の周りに、おまけの宝石なんかもついてきます。

このおまけが、どこかでけっこう役立ちました。

どうやって量を作るか

これは、やや根性論ですが、やるしかないです。時間と回数です。でもそれに加えて大切だと、経験上感じるのは【今、何してるんだっけ】【何のためにしてるんだっけ】という、目的っていうかそれが大事な気がします。


まとめ

  1. 量が質を生むプロセス:多くの量をこなすことで、時間はかかるが、質は生まれる!(と私は思います)

  2. 生まれた質には、経験から出たオマケがつく:質を得る過程で、体験知・血みたいのも得ます。出来れば血でなく、知が良いですが。

  3. たくさんやるしかない、ただし意識が大事:質を追求するために、まずは量をこなす!そして目的持つことも大事です。


質を高めるには、まず行動し、量をこなすことが鍵です、って言い切れはしませんが、抜群ではあるかと思います。量の中で学び、改善を繰り返すことで、ダイヤモンドを拾えたら目っけもんです。

一方で、仕組み化、フレーム化なんていう裏技みたいのも。それは、別記事で。 最後までお読みいただきありがとうございます。「イイね」なんかしてもらえると、記事の量が増え、るかも知れません笑


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