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デンマーク暮らしの日記(1月5日)
何故だか昨日から、"もう帰るんだ"ということをじんわりと実感しはじめている。
帰る前にもう一度と思っていた大好きなパン屋さんに行った帰り、ついでにと思って、これまた大好きなコペンハーゲンの港沿を散歩した。歩いている時にふと、"季節が一周したんだな"と思った。その間、街は大して変わっていないけれど、わたしは大きく変わったなあとか、そんなことを思った。
昨日の夜は、なんだか眠れなくて、思い立って、Højskoleソングをベッドに横になりながら聴いた。
わたしの一番好きなデンマーク語の歌は、Fortabt er jeg stadig。それが流れはじめた途端に、いろんな光景を思い出してぼろぼろ泣いてしまった。もう大丈夫だと思ってたのだけど。
あー、眠るためにと思ったのに、聴いて逆効果じゃないか。そんなことを思いながら、何曲か聴いているうちに眠っていた。