放射線技師1年目のしくじり4

GWが終わり。
本格的に撮影が始まります。

とにかく毎日必死です。
新人が4人入職する=ベテランが4人いなくなってるということです。(定員一定のため)

先輩方は、我々新人のフォローだけでなく
件数の負担も大きかったわけです。
そのため、早々に戦力になれねば…!
と、思い込んでいました。

さらに私は、
なぜか就職試験の成績が良く(ほんまに何でか分からん)
良くして頂いた学校の先生もその組織のOBだったり、すなわち私の成績や素行なんかも全部就職先に伝わってたりしてて、
「成績優秀で就職試験も高得点で、あの技師さん(グループOBの先生)や実習先の技師長(同グループ)がめっちゃ褒めてる何やすごい新人」
というイメージが就職前から独り歩きしてたわけです。

実際の私は本当にそんなことは1ミリもなくて
成績はいいけど仕事はできひん、ってゆう
典型的なパターンの人間なんです。
地頭があんまり良くないのを、
努力でカバーしてたので学生時代は何とかなっただけ。
なので、
応用はきかない、融通もきかない、
言われたことしかできひん(言われたこともできひん)
ってゆう、もうほんとダメな感じやったんですね。

さらにちょっと精神的にこじらせてました。
(心理学を勉強して分かったこと)

ですが、
期待してもらってること
「優秀な学生」として送り出してもらったこと
学生時代、自分の努力してきたこと

それらを裏切りたくなかった。
期待はずれだと、だめなやつだと思われるのが怖かった。
期待を裏切って、見捨てられるのが怖かった。
「さすがだね」って言ってもらいたかった。

これが私のしくじりの始まりです。

「仕事ができる」ことにしか
存在価値を感じられなかった。
そんな新人1年目でした。

色々こじらせとる…。

ぶはぁ

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