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やっぱりフィギュアスケートが好きだ

今日は書くのお休みかなと思っていたけどエキシビションを見たら書かずにはいられなかった。
こんばんは、霜月です。

これまた自己紹介でも言ってなかったんですが、フィギュアスケートが好きです。
と言いながら特に最近のシーズンとか全然追えてないので、本記事の内容も何言ってんだこいつって部分が多々あると思います。生温い目で見てやってください、すみません。

きっかけは何だったんだろう、気づいたら自然とテレビで見るようになっていました。男子が高橋大輔さんや織田信成さん、女子が安藤美姫さんや荒川静香さんの頃からかな。
高橋さんのアーティスティックなステップと衣装、織田さんのコミカルな振付と選曲、安藤さんの艶やかな笑顔と長い手足、荒川さんの大人の魅力と伸びやかなスケーティング。
同じ氷の上で滑っているのにこうも違うのかと、それはもう見事に惹き込まれました。

わたしが当時好きだったのは中野友加里さん。いま知ってる人いるのかな、ドーナツスピンが代名詞の方です。
最近は解説でもあんまり「ドーナツスピン」って聞かなくなったけど、当時のわたしには中野さんのスピンがすごく美しく映ったんですよね。
常にメダル圏内にいるような方ではなかったと記憶していますが、わたしが初めて好きになったスケーターでした。

それからもテレビでやってたら見るといういわゆる茶の間ファンで、スケオタなんて到底名乗れないぐらいにしか追っていなかったものの、スポーツ観戦しないわたしが唯一楽しみに見ていたのがフィギュアでした。
浅田真央さんの『くるみ割り人形』は今でも鮮明に覚えています。ピンクの衣装でニコニコしながら跳んで回って、ただただスケートが楽しいと全身で表現していた15歳の女の子。
ソチのフリーが終わった後の涙は、いつ思い返しても泣けます。

中野さんの次に好きになったのが鈴木明子さんでした。あんなにやわらかな表情とスケーティングで魅せてくれた方が摂食障害で苦しんでいたことを知ったのは、引退されてから著書を読んだ時でした。
今回の北京オリンピックでも選手ひとりひとりについて違う表現で感想や所見を述べられていて、解説者としての彼女もやっぱり素敵だなと思いました。

平昌オリンピックが今のところわたしのフィギュア全盛期だったかな。羽生結弦選手のSEIMEI、宇野昌磨選手のトゥーランドット。どっちも録画してダビングして、何回も何回も見ました。好きすぎて。

日本も世界も、選手の入れ替わりが年々激しさを増している気がします。平昌の後しばらく追えていなかったのですが、北京の顔ぶれが大きく変わっていてびっくりしました。
それでも変わらずそこにいる選手を見ると、なんだかほっとしちゃうんですよね。日本でいうと羽生選手や宇野選手、坂本花織選手。海外勢だとネイサン・チェン選手やボーヤン・ジン選手、マライア・ベル選手。
今日のエキシビションでキーガン・メッシング選手を見た時は思わず変な声が出そうになりました。ウルトラコミカルなプログラムを見ながらにっこりしちゃいました。やっぱ最高だよ!!!

そう、ここまで勢いで書いたのは今日のエキシビションで久しぶりにフィギュア熱が再燃したから。
実はこれだけ語っておきながら、今大会のフィギュア(だけに限りませんが)ほとんど見てないんですよね。。
単に仕事の都合で時間が合わなかったというのもあるんですが、メンタル不調で見る気になれなかったり、特に女子シングルはとんだゴタゴタがあったりで、正直興醒めしちゃってたところもあって。

だけどエキシビションだけはがっつりフルで見ることができて、やっぱりわたしはフィギュアスケートが好きだと再認識しました。
ルールの縛りがない自由なエキシビだったから余計そうなのかもしれませんが、とにかく選手の皆さんが楽しそうに伸び伸びと表現されていて。
メッシング選手やスペインのアイスダンスのプログラムはめちゃくちゃ笑ったし、フランスのアイスダンスや樋口新葉選手のプログラムは美しさに魅入ってしまった。
宇野選手はいつの間にあんな雄の顔をするようになったんだろうとゾクゾクしたし、チェン選手はさすがの一言だなと。

そして何より羽生選手の『春よ、来い』。
優しくも儚げな表情、手足の先まで神経を研ぎ澄ませた身体の使い方、ジャンプやターン、ステップに合わせて靡く衣装、清塚信也さんのピアノの旋律と絶妙にマッチした流れるようなスケーティング。
スケートを見て泣いたのはソチの浅田さんのフリー以来、エキシビションでは初めてでした。

インタビューでの言葉も印象的。といいつつうろ覚えですが。
「皆さんが思う羽生結弦は、ソチの羽生、平昌の羽生、強い僕だと思う。だけど僕自身は、自分の中のどん底を何回も見てきた。それでもこうやって見てくださる方がいるから、見ていただける状況だから、僕が滑ることに意味が生まれる」みたいなことを答えていて。
※ひどいうろ覚えなのでニュースサイト等でご確認くださいね!

この言葉を聞いて、平昌の自信に満ち溢れていた(ように見えていた)羽生選手とは違う一面を見たというか、だからこそますます好感が持てるようになったというか。
なんだろう、言葉を選ばずに言うならとても人間味があるな、という感じ?
特にいま自分がメンタル激落ちだから、却って元気をもらえたような。うーんうまく言えないな。

とにかくやっぱりフィギュア好きだなー!と改めて思えたので、今日は良い日でした。好きなものを好きと感じる気持ちをひとつ思い出せました。
あとペアもしっかり時間取って中継してたのも嬉しかった!三浦・木原両選手の影響も少なからずあるのかな。いずれアイスダンスもそうなるといいな。

いつも以上に勢いで書いたので読みづらかったと思いますが、いまの高ぶる(むしろ荒ぶる)思いを残しておきたかったので敢えてこのまま投稿します。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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