日記/モブキャラに自己投影

TL;DR
フィクションと現実の区別が付けられない人のぼやき

世の中のありとあらゆるフィクションにおいて、
主人公にはちっとも感情移入できないタチで……

・とりあえず蹴散らされる盗賊やマフィア
・情けない死に様をする使い捨てネームド
・保身やお金のことばかりを考えているお偉方

主人公の頼もしさや能力の高さを引き立たせるために現れる
やたらと卑怯な性格で描かれる無能な「汚れ役」キャラクターたちに、自己投影してしまうことがよくあります。もちろん悪役だけに限らず、雑にあしらわれるモブとかもそう。

感情移入ではなく、自己投影というのがポイントで、

更生の余地とか、悪事を働いてしまう理由もあるとか、そういう綺麗事抜きにして「こいつって俺と同じだよな……だってこことここが一緒だから」っていう、自己卑下に繋げていってしまう。

劣等感のスイッチが入ることで、
本来なら「主人公に感情移入してくれれば楽しめるよ!」と作者側が設計しているはずの物語を、仕様ガン無視で汚れ役のほうに自己投影し始めてしまうんですよね。

なんというか、自己投影するにしてもまだ主人公に憑依するほうがマシというか「自分も同じように頑張ろう」とか「この悪役は反面教師だな~」とか、前向きになれると思うんですけどね。

とてもじゃないけど主人公に自分を重ねることなんてできない。

さらに言えば、いま一人称で生きている自分の人生においてすら、自分自身は主役ではないと思っています。

「これはフィクションである」と認識して「設計された仕様」と割り切ってしまえば、機械的に流すことができるでしょう。ただそれをやってしまうと、もはや物語を鑑賞する意義すらわからなくなってしまい、ポイっと視聴をやめてしまうでしょう。まあそれでもいいか……

長々と書きましたが結局「主人公になりたい!なれない!俺は汚れ役か、それ以下のモブキャラだ!うわああああ!!」みたいな感じです。なさけな!!

(勢いで書いたので、あとで推敲します)

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