前田 直哉 | サクソフォンを吹いて韓国語を話す人です

現在 成均館大学校 一般大学院 芸術学連携課程(アートマネジメント) 在学中 2024年度 GKS 韓国政府招待奨学金(大学院)

前田 直哉 | サクソフォンを吹いて韓国語を話す人です

現在 成均館大学校 一般大学院 芸術学連携課程(アートマネジメント) 在学中 2024年度 GKS 韓国政府招待奨学金(大学院)

最近の記事

会社員が国費で海外の大学院に行くまで 2. 国内面接

韓国政府奨学金の第一歩、二十をも超える出願書類を提出した前編の続編です。 国費留学の選抜は、外国語で入試を受けるという海外留学に基本装備の難しさに、人様の国で税金を使わせていただくことへの難しさまで加わってきます。 そんなこんなで書類提出だけでも随分疲弊()していたことを生々しく思い出します。 この記事は面接日のうちに書き留めておいたため、熱量のあまり長文になってしまいました。 また、面接での回答内容について、実際に答えた内容をそのまま載せてあります。個人情報に当たる

¥1,000
    • 会社員が国費で海外の大学院に行くまで 1. 書類準備

      コロナ禍が幕を開けた2020年3月に音大を卒業してから4年間、東京の某楽器店兼音楽教室でサックスを教える仕事などをしてきました。 日本での生活を整理し、2024年9月からソウル・成均館大学校の一般大学院芸術学連携課程にてアートマネジメントを勉強しています。 そして、私は国費で留学しています。 学費に生活費、往復渡航費など、留学にかかるほぼすべての費用を韓国政府から支援を受けています。 外国人を韓国国民の税金で勉強させてくれるこのシステム、審査は厳しく、1年以上前から多

      • 韓国政府奨学金に合格した自己紹介書を公開します

        御多分にもれず有料ではありますが、公開します! 2024年度、GKS韓国政府奨学金(大学院)、並びに韓日共同高等教育留学生交流事業を通し、大使館トラックで成均館大学校一般大学院芸術学連合課程の修士課程に合格した自己紹介書、Personal Statementです。 下記の有料部分には、日本語と韓国語の二つのPDFファイルを入れてあります。 この場を借りて、文書作成をサポートしてくれた韓国の先輩や友だちに感謝を表したいと思います。 受験されるみなさまの参考になれば幸いで

        ¥2,000
        • 韓国政府奨学金に合格した留学計画書を公開します

          御多分にもれず有料ではありますが、公開します! 2024年度、GKS韓国政府奨学金(大学院)、並びに韓日共同高等教育留学生交流事業を通し、大使館トラックで成均館大学校一般大学院芸術学連合課程の修士課程に合格した留学計画書、Study Planです。 下記の有料部分には、日本語と韓国語の二つのPDFファイルを入れてあります。 この場を借りて、文書作成をサポートしてくれた韓国の先輩や友だちに感謝を表したいと思います。 受験されるみなさまの参考になれば幸いです!

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          村松 渓歩 バリトンサクソフォーンとピアノのための「ソナタ」について

          はじめに低音楽器、と聞くと少し地味に感じるかもしれません。ただ、旋律を演奏することが比較的少ないバリトンサクソフォンを、近年ソロ楽器として解釈するのが時代の潮流。2022年11月東京・新大久保にて、村松渓歩作曲の『バリトンサクソフォーンとピアノのための「ソナタ」』をデュオリサイタルにて演奏しました。 (特設サイトはこちら→) バリトンサクソフォンのためにソロ作品を書くことになった経緯や、作曲家自らもサクソフォンを演奏し学んできたその過程など、知ってから聴くと面白いよもや話

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          韓国で音楽文化を長年育んできた"楽園楽器商店街"へ

          2022年冬。 韓国ではジャズサクソフォン奏者として活躍され、現在東京都内で管楽器修理を勉強されているイ・スンテクさんと、スンテクさんのご実家ご近所さんでサクソフォン奏者のパク・ギュヒョンさんにお会いしました。 旅行で少しだけ訪れた間に現地で活動されるプロたちから、日本と似て非なるお隣さんのサクソフォン事情を伺ってきました。 ソウルに2箇所の楽器店街ソウル市内で楽器店が集まる有名な街が、漢江の南北にそれぞれ一つずつ。 南部の”瑞草洞楽器通り”は、オペラハウスやコンサー

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          韓国ご飯は現地人オススメがやっぱり一番でした

          年末年始休暇を使い、なけなしの貯金をはたき、3年ぶりに凍てつく寒さの韓国ソウルへ。限られた日程の中で一番の目的は、久々に会う友人と美味しいご飯を食べることでした。 韓国一の繁華街・カンナム滞在初日は、大学生活を共にしたヌナと会うことに。昨年京都と東京での留学生活を終え、今は韓国や日本でフルート奏者として活躍するオ・ジヒョンさんです。彼女が京都芸大研究生の頃にインタビューした記事もあるので、ぜひご一読を! チェーン店の中で二十年以上生き残るグルメとは 交通の要所・カンナム

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          3年ぶりに友だち会いに韓国へ

          コロナ禍が始まってから3年コロナ禍でも留学した友人たちと異なり、大学卒業後東京で就職という形を取ったが最後、都内で会社員生活を過ごしてきた3年間。 その間、サクソフォンとは別に翻訳業も始めて、切っても切れない国になりました。12月に入ってからは、毎週韓国の友人が東京に来てくれるようになり案内するうちに、「そろそろ自分も行けるんかな?」だなんて思いながら通帳残高を眺めていました。 そんなこんなで、入社以来のなが〜いお休みをいただいた年末年始に、突然韓国へ行ってくることにしま