ガルガネーガ
ガルガネーガ種は、古代ギリシャ起源と言われています。
ガルガネーガ種を使ったワインと言えば、やはりソアヴェだと思う。
ソアヴェの歴史は、2000年前、古代ローマ人がこのソアヴェ・クラシコ地域にガルガーネガを栽培したことに遡ります。
なぜ、古代ローマ人は、この土地にぶどう栽培をしようと思ったのでしょうか。
その理由は、「ミネラルのあるワインを造りたかったから」です。
では、なぜ「ミネラルのあるワインを造りたかった」のでしょうか。
それは、「お料理に合うワイン、食事と共に楽しめる、ワインを造りたかったから」です。
主な調味料は塩とオリーブオイルなど。
塩のミネラルにマッチするようにミネラルのあるワインを求めていた、古代ローマ人はグルメだなぁ!
古代ローマ人は、ミネラルのあるワインを造るためには、ミネラル豊富な土壌に栽培しなければならないということを知っていました。
つまりは火山灰土壌です。
古代ローマ人は、ソアヴェ地域以外にも、同じく火山灰土壌をもったミネラル豊かな土地にぶどう栽培しました。
それらはシチリア、カンパーニャ、ラッツィオ、ウンブリアです。
シチリア → グレカニコ
カンパーニャ → グレコ・ディ・トゥーフォ
ラッツィオ → グレコ
ウンブリア → グレケット
このように今は別の名前で呼ばれていますが、もとは同じ亜種であると言われています。