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【方策5】コンテンツビジネス 多次元開発⑨
こんにちは noteメンバーシップ:ツギ・マチ・ラボ(次世代の都市・街づくりラボ)を運営する松岡です。
「不動産ビジネスの複層的な価値向上」を検討する第9回は、コンテンツビジネスの提案です。
街の活動そのものをコンテンツとして発信し、ファンの醸成を図るものです。
よろしくお願いします。
【内容】
⑴ チーム&リーグ方式の知恵
⑵ 都市のコンテンツリーグ化
⑶ 集客ビジネスからコンテンツビジネスへ
⑴ チーム&リーグ方式の知恵
よく「まちづくり」の現場から「街の情報発信が不足している」という課題を耳にしますが、聞く度に相対評価ができていないと感じます。
年間広告費に約5,000億円をかけるトヨタ自動車を筆頭に、各企業が膨大なコストをかけてハイレベルのコンテンツが発信されているのが「情報洪水」の現状です。
個人のこだわりや手法を羅列して発信するだけでは、どれほど大量に情報発信したとしても、他の担い手との違いも分からずネタ切れし、効果が現れないのは当然なのです。
【個の魅力はグルーピングして見える化】する必要があるのです。
サッカーを例に取ると、もちろんロナウドやメッシのようなスーパースターは別格ですが、一般的には「個」ではなく「チーム」で認識され、ファンが付きます。
さらには「リーグ」としてのグルーピングする事により、マスメディアが配信する対象として取り上げられ存在感と価値が見える化しています。
野球やサッカーだけでなく、バスケットボールやバレーボール、卓球からダンス、麻雀まである「チーム&リーグ方式」は、プロとして稼ぐための知恵なのだと考えます。
⑵ 都市のコンテンツ・リーグ化
このビジネスモデルが 都市開発の参考になると考えます。
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