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「笑う門には福来る」

毎週テーマを決めて、みんなでnoteを発信するキャリコンサロン編集部マガジン
の日曜日担当荒巻です。
今回のお題は#最近笑ったこと
最後までお楽しみいただけたら幸いです。

この重苦しい時代に

オリンピックが終わり、相変わらずニュースではコロナの感染拡大の話ばかりが流れてくる。それに加えて、豪雨など異常気象による被害も後を絶たない。
世界も日本も私の周りも、なんだかどんよりと重苦しい。

こんな日々の中、笑えるようなことがあったかしら・・・?
目を閉じて、自分の日常を思い返してみる。

安心してください、笑ってますよ!

ちょっと前になるが、友人が国際ロマンス詐欺に引っ掛かりかけた。
ロマンティックな話なんてNetflixの中の出来事になりつつある大人女子にとっては美味しすぎるネタだ。大人になればなるほど、スリルと老後の自己防衛は慎重に天秤にかけなくてはならないと、仲間内で大盛り上がりに盛り上がった。

そしてつい先日、高校時代の友人と会う約束をした。
待ち合わせについて話をしている時に彼女が言うには、かなり久しぶりだし、なんたってマスク顔なので、待ち合わせしてもお互いが認識できないかもしれない。
合言葉でも決めておこう、という話になった。「山!」「川!」に始まり、くだらな過ぎる発想が止まらない(笑)

どちらもたわいもない話で、文字にしてみるとそのおかしみが伝わらないのが悔しい。しかし、話している最中はお腹が捩れるほど笑った。そして、今でも思い出すとニヤニヤしちゃう。

自分が無気力だった時期に救われたこと

個人的な話だが、7月末で仕事を辞めた。

辞めるまでの2ヶ月ほどは、毎日が苦しかった。
求められる役割を果たすために必死で働いたが、それが自分や誰か人のためではなく、組織という目に見えないもののためだと気づき、心が決まった。
全く心残りがなかったかと言われれば、そんなことはない。
でも、自分で区切りをつけて、可能な限りのお土産を置いてきた自負もある。

とはいえ、うちにいるようになって「無気力」が襲ってきた。

毎日の出勤がなくなり、時間ができた。
ありがたいことに仕事を依頼してくれる人もいて、暇ではない。
今までやりたかったあれもこれもやってみよう!と心に決めていたのに、
朝、ベッドから起き上がれない日が続く。

仕事を辞めて生活は変わっても、自分の憂鬱に飲み込まれ、気持ちを切り替えることができなかったのだ。
それに加えて、世の中は自粛ムードで緊張感が解けない。
直接は関係ないけれど、全く他人事とも考えられず、笑えない日が続いた。

そんな無気力状態のわたしが少しづつ回復できたのは、やはり「家族との時間」のおかげだった。

何もかもが面倒で、せっかく家にいるのに家事もできない。
洗濯物くらいは取り込むが、食事の支度をする気になれず、仕事帰りの夫にお惣菜を買ってきてもらう日が続いた。
申し訳ない気持ちで食卓に着くけれど、久しぶりに家族と一緒に食べるご飯はあったかくておいしかった。誰かと誰かが、どうということもないくだらないお喋りをしているのを聞きながら、こんな時間も犠牲にして働いていたんだなぁ、と思う。
たとえ1日の大部分が笑えないことの連続でも、30分でもほっとできる時間があると救われる。

世界中がどんなに不幸でも、みんなが悲しい顔をしてる必要はない。
笑うこと、幸せに生きようともがくことは恥ずかしいことじゃない。

こんな調子で少しづつ自分のペースを取り戻し、9月を迎えようとしている。

笑う門にはきっと福来る

昨日の出来事。
二人の息子が横浜市長選の投票から帰ってきた。小腹がすいたから昨日のビーフカレーの残りをあっためて食べようと話している。
弟が席を外しているうちに、兄が先に食べ始めたらしい。

弟「あれ、肉がないじゃん。全部すくっちゃったの?」
兄「そんなことないよ。3つしか食べてない。」
弟「嘘つけ!確か残りは5つあったはず。」
兄「知らないよ。そんなに食べたかったんなら、名前書いとけよ。」

今日も、なんでもない日常生活のありがたさに、失笑。


#最近笑ったこと #いま私にできること #幸せ #ありがとう #キャリコンサロン編集部




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