まっピンクな

今日は午前中に、生け花のレッスンが入っていた。天気を調べると、7度くらいになる予定だったから、まっピンクの春らしいニットを着て、履きたかったジーンズを履いて、試したかったメイクをして、気楽にスニーカーで出かけた。

生け花のレッスンといっても、花材も花器も非常に自由で、とにかく自由に生けてみなさいと言ってくれる、とても素敵なレッスン。わたしの気性にぴったり。花を生ける時間は15分くらいで、その後ゆったりとコーヒーを飲む。なぜならレッスンの会場がオープン前の喫茶店なので、レッスン後に美味しいコーヒーが飲めるという、とっても素敵な特典があるわけ。レッスンを受けているのも知り合いばかりなので、世間話をしながらワハハと笑ったりして、もはや生け花に来ているのか、コーヒー飲みに来ているのかわからないほど。

今日のお花は、つぼみがたくさんついた桃と、アオモジ、ムギ。このとってもユニークな組み合わせも先生が選んでくれているもの。特に、桃は枝もので大きいので生けるのが難しいんだけど、枝ものはなんだか生命力の塊のような気がして（特に春先は）、なんだか触っててワクワクする。

前にも書きましたが、私は断然引きこもり派なので、出かけるのには気合が必要なんだけれども、それでも出かけたいと思える機会を友人や先生が作ってくれてるんだなぁ、と思うわけで。

というわけで、今日は先生に全面的に甘えて手取り足取りしていただいてお花を生けた後、ワハハと笑いながらコーヒーを飲んで、まっピンクなニットに、まっピンクな桃の枝を抱えて、歩いて帰ってきて、幸せだなって思いましたよ。