ポストデパートの街づくりの夢を語る
今回はおっさんが将来の街のデザインの夢を語る、そんな趣向でやってみたいなと思っています。
今の繁華街の中心部、例えば渋谷とか池袋とかそうゆう駅の中心地みたいな所の様子がどんどんこれから変わっていくんじゃないかという話です。今はそういうところにあるものは基本的に女子向けの服とか雑貨の店がほとんどかと思います。僕なんかはオールドタイプの人間で服を買うというと何がしなの店舗に行ってそこで服を買いますが、若い人はだいぶ感覚が違っていてインターネットで服を買うことがすごく一般的になってきているし、こういう傾向は今後ますます強くなりそうだと思います。そういうこともあってかデパートとかファッションビルみたいなものの売り上げが落ちているというのもここ最近で始まったことではなくて、ずっと前からある傾向なのかなというふうに思っています。もちろん若い人の数そのものが減っているということも大きいのでしょうけど。
もう一つ街の様子を大きく今後変えそうだなと思うことは何と言っても自動運転だと思います。自動運転が普及すれば街の真ん中に車で行って、そのまま酒を飲んで家まで帰るのがとても簡単になる。これは呑平としてはとても楽しみなことだし、特に田舎に住んでる人も気軽に街の真ん中に出れるようになるのだろうと思います。
今後服を買うとか雑貨を買うなんていうショッピング体験はVRやARの技術が進めば店舗で購入する意味はほとんどなくなっていくように思います。また一方で自動運転によって都市の中心部へのアクセスそのものは今後ますます良くなることが想定されます。そんな中で今ある繁華街の中心駅というところが今後どんな街に変わっていくべきなんでしょうか?僕の中の答えとしては、買い物というものがなくなり、繁華街はリアルな人が集まって、人と出会うという機能だけが残り、そういう場所としての意味が深まるのではないかと思っています。
僕はお酒を飲むのが好きな人間なので、みんなで集まって楽しく食事したり、お酒が飲めるような場所ができれば良いというふうに思っています。
形態としては、ずばり「フードコート」なのではないかと思うのです。フードコートといっても今あるような既存のチェーン店がただ空間を埋めるような感じではなく、もっと多様な個人経営の店がいわば屋台村を形成するような形になって、中心部にテーブルやら立食なんかをして、垣根が低く人と自然に交われるような空間になれば良いのではないかというふうに思います。その施設では1種のサブスクリプションサービスも考ええて、例えば1日一杯ビールがついて月3000円とかで、そこに毎日足を向けることが1つの習慣になるような仕組み作りができると思うのです。
するとあとはコーディネーターのような、人と人のつながりをうまくマッチングする存在が重要になって、それを起点にイベントを開くなんていうことも考えられます。
服飾店舗も販売そのものが目標でなく、そこに飾ること自体を広告として利用したり、試着するだけでなく、その場ですぐその服に着替えて、その場で催されるパーティーに参加するための服とする、コスプレ体感スペースのような仕掛けなら利用の価値が出ると思います。
そして夜遅くなっても自動運転でお酒を飲んでもうちに簡単に帰ることができるのです。そうすると新宿や池袋のような都会は今とそれほど様子が変わらないかもしれませんが、ちょっと田舎の地方都市の中心地はだいぶ活性化するんじゃないかというふうに思います。地方都市は中心部へのアクセスが問題でしたからね。だからそういう場所は今後こうしたビジネスのチャンスが大いにあるのではと思います。
動画版もよろしければ。
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