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人の好きをコントロールするには?

先行動画に対応したテキストです。

昨日Twitterを見ていて、あるつぶやきの中で、男性が1人の女性に入れ込んで、写真で見ただけだか、一回逢っただけの女に対して、愛してる何だのぬかしたあげく、振られたら自殺をするとか言い出す人を、捉えてなんと非モテな体質か、ということが書いてあって、とても面白いなと思った。ある意味男はこういうことに陥りがちだとも思うからだ。

この件の問題点は男性が女性の外見が好きなことのみを出発点として、その相手の女性を全体的に愛しているというふうに錯覚しているところだ。

こうしなくするための単純なアプローチは曖昧に思っている自分の感情を分析することだ。つまり自分がこの相手のことを容姿が綺麗だから好きだ、という風に感情分解してしまえばいいい。これと似た効果をもたらすことして、心理学的にどう言うかは忘れてしまったがこんなこともある。とにかくある人のことを嫉妬していて感情の収まりのつかない時に、自分の心の中で、あの人は所詮金持ちの子供だからなんて思うことによって自分の嫉妬を和らげることができる。これもある種自分の感情の分解と思える。

逆に言うと自分のことを好きになってもらいたければ良い要素を複雑化し抽象化すればいいことになる。例えばお金持ちとか高学歴とか経済的に魅力のある男性がいたとして、けど有りがちなことにそれ単体だけでは愛されないことがありうる。ここに他の要素を付け足すことで自分の魅力を抽象化する効果を狙うのだ。例えばお金持ちなだけでなく料理がうまいとか、アウトドア上手だとか、何かとにかく良い要素を付け足してみる。するとこの人のことを、本当は金持ちで好きだと思っているかもしれない心が、もっと神秘的なものに変わるのではないかと。

とここまでが動画の内容。

さらに相手を愛するということを考えるときは、要素に分解せず相手の存在を抽象化してしまうことだとも言える。ヒットソングの歌詞に相手を丸ごと愛するなんてよく言われるけど、その意味でこれは正しい戦略と言えるのではないか。

最後に非モテの体質に戻ると、このような非モテに陥らなくするには、相手の要素を分解することよりもっと効果的なのは、いろんな人を好きになることで、つまり分散投資だと思う。あの人だけじゃないと、思うことで心に余裕が生まれる。それは卵と鶏の話のようで、モテてるからそうできるようでもあり、そうできるからモテるのかもしれない。

いろいろなとこをめがけてやっていればいちいちに対して浮き沈みする必要はなくなるはずなので、非モテを脱却する1番良い方法は、つまりプレイボーイ、プレイガールの立ち位置を取ることだと。当たり前かもしれませんが。ここも卵と鶏な感じ。

けれどここまでくると、じゃあその非モテ体質が悪いものなのかと、言うふうにも思えてくる。つまり彼らは不器用なだけなのかもしれないけれど、「遊ばないわけ」でもある。 それって相手だけを見るという価値にも通じるわけで。まあ殆どの場合は手に入らないものを欲しいとダダを捏ねてるだけだ、とも思えるんですがね。

実際はこういうストーカー気質なものは、極めて限定的な相手にぴったりと当てはまるという奇跡がこない限りハッピーエンドにはなり得ないわけだが。

動画の内容を考えていて、うまく立ち振る舞うことだけが答えでないと言うことまで話膨らまして書きました。うまくやりすぎると愛せなくなってしまうとも言える訳ですわな。

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