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英語学習は既に新時代ですね
皆さんは音楽ストリーミングサービスを活用されてますか?
僕はSpotifyのような先端的なものを使ってなかったおっさんだったので、Apple Musicの内容が発表されたときに、これは今までiTuens で有料で買っていたものが、月1000円でほぼ全て聴き放題になるということだと理解して、これは大きな変革だなぁと香ばしくTwitterでつぶやいたものでした。いくつかのウェブ記事でこういったストリーミングに対する僕みたいな発言を行き過ぎた勘違いだと指摘するような声もありました。ちょうど3年位前の話だと思います。
しかし今CDの売り上げはとっくにストリーミングに抜かれ、世界的にはレコード以下だとも言われるこの状況を見て、その時なんとなく考えたそういった感覚は間違ってなかったのかと思っています。 ストリーミングサービスに全く参画していないアーティストもいるようですけど、なんなら正直そういう人たちを音楽の世界にいないものとして流して、音楽を楽しむことが十分可能になってしまったぐらい普遍的なインフラに変わってきたというふうに思っています。これは近年の携帯電話のデータ大容量サービスの普及も相まってですけど。
さてさて最近iOSがアップされてストリーミングで気づいたことですけど Apple Musicの歌詞表示が強化されて、歌詞が歌の進行に合わせてリアルタイムで表示されるような仕様に変わりました。で、これはすごくいいなというふうに思ったのです。端的にカラオケに近づいたということでもあるんですが、それ以上にタイトルにしている通り、これは英語学習にとってとても強力なツールになるというふうに思ったわけです。
ティーネージャーにとってその期間は色々忙しくもあるわけですが、趣味に没頭する時間があるというところが他の世代とは違う特徴だと思います。ちょうど自分の好みだとか感性みたいなものも完成する時期ですから、音楽にもすごくハマる時期だといって良いでしょう。中学校で習う程度の英語の基礎的な知識があれば 今は自分が好きになった英語歌詞の音楽の歌詞の意味を簡単にGoogle検索で調べ理解することができます。加えてこの歌詞の表示機能です。

僕は最近人工知能などに興味を持っていて、言語についてもいろいろ考えることがあるんですが、結局言葉は歌と非常に近い存在であると感じることがあります。
マルシアと言うフィリピン人の芸能人覚えているでしょうか?彼女は日本の滞在期間も長いし、充分日本語に接して、誤った表現するような事はないですが、しかしやはり外国人の話す言葉と言うのはどこかイントネーションに違和感を感じるものです。そうじゃありませんでしたか?
何かの番組、確かたかじんのバーか何かだと思うんですけど、彼女が歌ってる姿を見たことがありました。確か彼女はもともと歌手?か何かを目指していた人だったと言うことでした?? 多分。
歌になると彼女のちょっとフィリピン訛りの日本語の雰囲気がなくなって、全く正確な日本語の発音になるということにその時に気づいたんです。歌の調子に合わせるわけですからイントネーションが自然になるのは当たり前なんですが、これを最初に感じたときとてもなるほど、というふうに思ったのです。外国語の自然な発音をするためには歌のように話せばいいのです。
 
今の中学生、高校生はこうした学習リソースを無限に手に入れられるのかなと思って、これは大変な時代になったなぁと言うふうに思うわけです。我々オールドタイプは全く敵わないです。もちろん自分自身もそうですが、こうした無限の学習リソースを十分に活用できるかどうかは結局は本人の努力次第なのですが。まあそして昨今の人工知能の発展のスピードを考えると、今のティーンエイジくらいかそれ以下の世代は語学学習をする必要が全くなくなるかもしれませんが。
文字通り英語を話している動画であれば、英語字幕、日本語字幕合わせて、Netflixなどの動画ストリーミングサービスを活用することができます。歌もYouTubeで十分なのかもしれません。今まで日本人は英語を話せない、ということを大きな課題となっていたようですが、テクノロジーの進化によって話すことに対する学習の障壁は限りなく低くなっているようにも感じます。
私自身が英語を活用してその恩恵に関して感じる事は、むしろ英語を読むことができるということも大きいのです。つまり英語で書かれた情報源からも情報を得ることができると言う事に意義を感じます。(まあリスニングでニュースが耳で入るようになればもちろん更にいいのでしょうが。)
昨今英語の民間試験の問題も含めて、リスニング、スピーキング、ライティングなどの発信する英語力を高めることに注目が集まっているようですが、これからは今までのような読む英語、そのスピードと理解力が得難いということで、むしろより大事になってくるのかもしれません。
不思議で皮肉な事実とはこういうことなのかもしれません。
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