野点のお稽古＠二子玉川 202105

久しぶりに野点のお稽古をしました。

野点、野掛け発祥の話は『南方録』に記載があると聞いたのですが、何故か全然記憶が無かった、、のでチェック。

利休さんは野点のことを、とても難しい茶の湯だと云います。真の達人で無ければ為せない技である、と。

周りの素晴らしい景色に心を奪われ、興に乗りすぎると雑席のようになる、、って、耳が痛いですね。

今回は、川沿いロケーションではなく、二子玉川公園で開催。

ちなみに、野点の初出は、かつての三大松原、福岡の箱崎の松原の松陰で行われています。松に雲龍釜をかけて、松葉を集めて、湯を沸かしたと。松林に抜ける風の音、釜から聞こえる湯が沸いた音、そしてゆらゆらと登る煙がとても風情の
ある趣。以降、秀吉は野遊びのたびごとに、野点をご希望になったと。

『南方録』熊倉功夫著　淡交社刊

野点の方が、みなさんイキイキと心地良さそうに、お点前されています。五感が爽やかさで満たされて良いですね🍵