2022年12月20日の日記
大阪は空気が汚い。咳き込むことが増えたし、鼻毛が早く伸びるようになった。空気に答えが出てる街、それが大阪。おっと、ダイキンのキャッチコピーみたいに言ってしまった。新御堂はどんな日も、地下鉄を挟んで対面2車線が流れている。なにが大阪LOVERだ。0時ちょい前に新大阪駅にスウェット姿で迎えに来る時点で、そいつの居住区域は新大阪周辺で、多分1LDKの築浅社宅に住んでいるんだ。間違いない。
M-1グランプリも終わって、ワールドカップも終わって、もう私たちにできることはない。指を咥えて2022年が終わるのをただ待つだけだ。令和4年、ロマンもクソもあったもんじゃない。
冬も段階を踏んできて、今は準決勝あたりだろうか。寒さが度を増してきている。さすがにロングコートをドレッサーから引っ張り出してきた。冬の夜は空気がピンと張りつめて澄んでいるからか、街の光が清(さや)かに見えるんだ。
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今年は厄年だった。が、厄らしい厄はなかったように感じる。厄満つる1年じゃなくて良かったと思う。が、まだ気は抜けない。私の友人は「後厄がヤバい」と、寒さからか恐怖からか、歯をカチカチと鳴らしながら言っていた。
本当に恐るるべきものは、やり過ごしたと思っているときにやって来るんだ。