6月30日 『思い出はかなり雨』
6月の日記は雨のことばかり。仕方ない。なんてたったって6月っていうのは祝日もないから、取り立てて書くこととなると、雨のことくらいしか思うことがない。
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雨、それは髪の毛の天敵。
何を隠そう、私はかなりの天然パーマなのだ。髪の毛が伸びて量が増えてくると、髪の根元から各自うねりはじめ、前髪の毛先は皆あさっての方向を目指し始める。自分の髪の毛を一本抜いてみると、ひとつの髪の毛が5-6回曲がっていることがある。かつてはこの髪の毛に嫌気がさして、ヘアアイロンなんてものを使ってみたが、まず第一に真っ直ぐにならなかった。文明の利器の敗北。
梅雨の時期は全体を通して湿度が高くジメジメしている。そうなると私の前髪は、すすけた暖簾みたいに滑稽なものになる。毛先がクルンと下から巻き込むような曲がり方をするのだ。ちょうど、フックのような形に。どれだけ前髪が長くなっても、眉毛のあたりで上に巻くので目にかからないという利点ではある。これが利点なのか、全くもってわからない。
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ともあれ今日で2020年が半分終わってしまったという事実。この半年間で起こった事件、イベントがあまりにも多すぎて、まだ残り半分もあるのかと考えると気持ちが重い。死んだワニとか、生田斗真の結婚とか、勝俣州和のYouTubeチャンネル開設とか、みんなもう忘れてるでしょ。これ全部半年以内のことですよ。コロナ一色の世間にすっかり染まってしまって忘れてるだろうけども。
6月ってこう、時の経過を最も実感させられる。気候も相まって、どんより重い季節。