温州みかんは枝先から熟す【Tara】9
昨日は、みかんの木に栄養を与えるために肥料を撒いてまわる
通称「肥料振り」をやった。
20kgの肥料を抱えて、
広大なみかん園を歩き回る。
一本残らず肥料を行き渡らせるために。
夏場にやることは考えたくない重労働。
・昨日の積み上げ
◆note1本 生産
◆IT news チェック
◆早津みかん園 肥料振り、パンフレット案
温州みかんは根から水分や栄養を吸い上げ、
一番最初に枝先へ運ばれる。
それから徐々に木の幹へと栄養が行き渡る。
だから収穫も、枝先の良い色のみかんから摘んでいく。
1つのみかんの木を大体4〜5回に分けて収穫に来て、ようやく全てのみかんを収穫できる。
これだけ丁寧に収穫してるのも、早津みかん園の特徴。
実は4〜5回目に収穫される、木の幹に一番近いみかんが、一番美味しい。
寒い冬を越えるための肥料
温州みかんは、寒くなると栄養を吸い上げる力も弱くなる。
だからこの時期の肥料は、みかんの木が冬を越せるように、栄養の貯金になる。
果樹の有名どころ
そういうわけで、果樹は暖かい地域での生産が有名。
温州みかんは、和歌山・愛媛・静岡・熊本・佐賀など、暖かくて西日が当たる地域が盛んらしい。
美味しい果樹は、同じ日本でも気候の影響の差が大きい。
肥料振りはこの季節でも毎回汗が垂れてくるほどの作業。
温州みかんに真摯に向き合う早津みかん園ならではの、恒例行事であった。