見出し画像

カンボジア陸路越境してみた記録(タイ出国→ベトナム入国)

先日、人生で初めてカンボジアに行ってきました。タイは結構行ってたものの、「何でドル使うんや!」「クメール語わからん!」「コンビニねえ!」と全くの別世界。

シェムリアップ、バタンバタン、プノンペンと放浪した初カンボジアでしたが、入国出国ともに陸路での国境越えをやってみましたので、記録としてメモします。

タイ出国→カンボジア入国

タイ→カンボジアはバスで行くのがメジャーらしく、たくさんの会社がバンコクからカンボジア各地に行く路線を運営しています。そして、国境越えで一番知られるのが、カジノが大量にあるポイペト。タイ国鉄であれば超激安でポイペトまで行けるのですが、私はアンコールワットの街・シェムリアップに行きたかったので、バスを使いました。

バス会社は結構有名らしい?Travel Martを選びました。カオサン発が基本らしいですが、諸事情によりプラトゥーナム市場発のバンをチョイス。価格は900THB。やや高いかもですが、私(と連れ)ともう一組しかいなかったので快適でした。
乗車時間はおよそ7時間。途中何度もトイレ休憩してくれ、セブンにも寄るのでご飯や水は調達できます。

バスが良かった(本音)

バスで数時間、国境の目の前に着くと出入国審査をするために外に出ます。タイ出国自体はものの数分で終わる一方で、カンボジは観光であってもノービザで入国できません。観光ビザ(30日間)を取得する必要があります。

ネットで検索すると「e-visaを事前に取るとスムーズ」という話がありますが、国境でもアライバルで取得できます。どっちが良いだろうと思い、事前に運行会社に質問したところ「アライバルでいいよー」と教えてくれました。

■ビザの取り方
・入国審査の建物に入って2階に行く
・エレベーターの左隣にある窓口職員に取りたい旨を言う
・謎のおじさんが入国カードを書いてくれるので質問に答える
・1人30ドルを窓口に支払う
事前にドルを用意しましょう。タイのスーパーリッチなどで両替必須。パーツでもいけるらしいです。
・ビザを貼り付けたパスポートを返してもらえるので、同じ2階にある入国審査を通過

日によって時間は変わるかもしれませんがここまでの作業で10分くらいなので、e-visaはいらないと思います。しかもクレカの決済手数料として6ドルもとられますし。(ビール何杯飲めるんか、屋台飯何回食えるんか、と考えると…)

そして入国が終われば同じバスに戻るのですが、来たバスが見つからない。冷や汗かきまくりで探してもなかなか見つからず、10分慌てた所で謎のおじさんが必死に「奥!奥!」と指図してきた。半信半疑でいくと、200m超えたあたりの小さなロータリーにいた!

幸い迷惑かけずに時間内に戻れました。バス国境は香港→深圳でやりましたが、もう一回戻ってくるのが本当にヒヤヒヤします。
あとはただバスに乗るだけで無事にシェムリアップ。降りた瞬間トゥクトゥクおっさんがよってたかってきます。

また、カンボジア初見のエアプなりの注意としては、入国直後にSIMカード売ってるオバチャンは相当のボッタクリ。7日間15GBで200バーツと言ってましたが、市内で買えばCellCardキャリアはたったの1.5ドル。5倍も高いですが、十分なドルを持たず、バーツがいらない場合はおすすめかも。私は楽天モバイルなので、Smart回線を2GB無料で使いました。

カンボジア出国→ベトナム入国

あれやこれやと放浪し数日後、カンボジアを出ないといけない日に。ベトナムは15日間のノービザ渡航が許可されているので、特に調べずにいたのですが、プノンペンからは7時間もかかるのだとか。

カンボジア内はずっとvireak buntham社のバスだったので少しでも楽なのはないか〜と思ったところ、kumho samco社が運行する25ドルでフルフラットシートのVIPバスを発見。

普通のバスだと十数ドルからあり、その点高級ですがとにかく寝たかったので惜しまず。昼行バスですが、普通の角度にもできつつ、眠くなったら150度くらい倒してグッスリできました。

国境越えもタイ→カンボジアほど労力もいりません。カンボジア出国は一人一人やって、ベトナム入国は何故かバスの運転手が旅客全員のパスポートを回収→一括でスタンプ→渡されて通る、という超ザル警備。混雑時はワイロを要求されるとレビューに書いてましたが、そんなことはありませんでした。

あとはカンボジア入国と同様、数時間走るだけでホーチミン市内に入ります。一気にトゥクトゥクが消え、言語もフランス語みたいなアルファベットに変わるので、たった数時間でも相当異国に来た感じがします。

いいなと思ったら応援しよう!