失敗。

はじめに考えた通りにコトがすすまないことがある。それを失敗とはいわない。でも失敗とはいわないようなことでも自分ではそれを失敗だとおもってしまうようなことはある。

失敗ではないのに自分では失敗だとおもってしまうようなことというのはどういうことか。

・・・

はじめに考えた通りにコトをすすめたかったのにそうはならなかったからか。

まぁそうだ。

なぜそうならなかったんだ。

そこまで考えていなかったから。

そこまでってどこまで。

こんなコトになるまで。だ。

こんな先のコトまでやってみないとわからないじゃないか。それにやってみなけりゃわからないからやってみてやりながら考えようっていってたんじゃないのか。もう忘れたのか。

いや忘れてなんかいない。でもうまくやれるとおもってたんだ。

うまくやれるって何だ。うまくって何だ。

だから考えた通りにコトがすすむってこと。

自分の思いどおりにしたいってことか。

まぁそういうことかな。

じゃすればいいじゃないか。そうすればいいじゃないか。自分の思いどおりにすればいいじゃないか。なぜそれができない。

いや待ってくれ。だから自分の思いどおりにしたんだ。

どういうことだ。何を言っているんだ。わけがわからない。

わかってくれなくてもいいよ。もうやめにしたんだから。

え。なに。どういうことだ。やめにしたって。なんなんだ。

だから失敗したんだ。考えたとおりにならなかった。だからもうやめにしたんだ。やめたんだ。

はじめに自分が考えたとおりにならなかったからやめにした。やめたのか。

そうだ。

失敗したんだね。

だからはじめからそう言ってるじゃないか。失敗したんだ。それでやめたんだ。

やめたんならもういいじゃないか。

なにが。

なにがって。もうそんなに考えなくてもさ。いいじゃないか。

考えてなんかいない。

そんなことはないだろう。いまのいままで失敗したって悔やんでいたじゃないか。考えていたじゃないか。

もういいよ。やめたんだから。

ほんとにそれでいいのか。

いいんだ。

そうか。いいのか。

あぁ。

それでいいんなら。いいわ。

あぁ。

終わろうか。

終わろう。

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