エンジニア歴1年で転職しました
どうも、takumi(@amop_alor)と申します。
今回は、Web系のエンジニア実務約1年(1年1ヶ月弱)で転職をしたので以下の内容でまとめてみたいと思います。
※DM等で頂いた質問は後半の方でまとめています。今後も何か質問頂けたら適宜更新していきます。
現職と転職後の企業との比較
会社の規模的には転職先の会社の方が数倍大きいのですが、エンジニア組織で言うとそこまで差はないかなという感じです。転職先の賞与については、6月入社なのですが6月分の賞与はほぼ満額出るみたいでお金が欲しい自分にとっては大変ありがたいです。12月分もあるので30万ずつくらいなイメージです。
次の会社は正直今の所あまり文句がないくらい条件がいいなと思っています。(週4リモートだったらもう何も言うことないくらい)
本当は最終面接まで進んでいた某メガベンチャーに行きたいなと思って準備していたのですが、内定先への回答期限の関係で最終的に選考辞退することにしました。(内定もらえる確証もなかったのでしょうがないかなと思っています)給与だけでいうとメガベンチャーよりも良さそうだったので自分的には満足できる結果になったかなと思っています。
なぜ転職しようと思ったのか
面接ではほぼ全ての企業から聞かれた質問です。
理由は2点ありました。
・年収を上げたい
・もっとコードを書きたい
年収を上げたい
現職のサービスは2つあって、その内一つは自分が入社した頃にちょうどリリース出来たものと今月2月にアプリをプレリリースした2つがあるのですがどちらもマネタイズがまだ出来ていないフェーズで今後数年掛けて収益化していく方針なので自分の給料もすぐに上げていくのは難しいと思っていました。
正直自分ひとりだけの生活費くらいであれば全然今の年収でもやっていけるのですが、来月入籍する予定もあったりしてお金が必要になったのが一番大きな理由です。
これを面接の際に話したところ、共感をもらうことが多かったので正直に伝えて良かったと思っています。
もっとコードを書きたい
もちろん普段コードは書いているのですが、打ち合わせやチケット整理などの業務が多く中々コードを書く時間がない状態なので、PjMやPdM, EMがいる環境に入ってもっとコードをガリガリ書いていく時間が欲しいと思いました。後は単純なコーディング力をもっと高めていかないとやばいという焦りから転職をしようと決めました。
評価された事
選考が順調に進んだ企業からは、
とコミュニケーション力や人柄について評価されていました。
逆に技術力的には、こんな評価をもらってました。(転職エージェント経由で選考が進むと先方からフィードバックをもらえます)
また、転職DRAFTというサービスに登録して、オファーを待ってみたものの最終的にオファーは0件で、正直その頃(2022年2月回)は自分の実力の無さへの悲観と、同じくらいの実務経験なのに数段先に行っているエンジニアへの劣等感などからエンジニアとしてやっていくのは無理かもな・・・と思っていました。
ただ自分の強みは、
「現職で正社員エンジニアが自分だけの状態で協力会社やインターン生、弊社社長などのステークホルダーと連携しながら0からサービスを作ってリリース出来た経験」と「営業として培ってきた折衝力」なので、それをアピールしていきました。
その結果、次の転職先含めて2社内定を頂く事が出来ました。
今回の転職活動で気付いた事
端的に言うと、技術力を上げる事だけが年収を上げる方法ではないと気が付きました。
転職開始当初はかなりの数のスカウトを頂いたりして、やはり実務1年あれば全然技術力重視でいけると思って面接では技術力のアピールをメインで行っていたのですがことごとく落ちました。。
エンジニアとしてキャリアアップするには技術力を上げてそれをアピール材料として転職するものだと思っていましたが、技術力をアピールするにはまだまだ経験が足りない事が分かりましたし、別に他にも年収を上げる方法がある事を恥ずかしながら転職中に気が付きました。。
給与交渉の有無
給与交渉は自分自身では行わなかったです。
ただ、既に内定頂いていた自社開発企業の提示年収が450万だったのでそれを転職エージェントさんから選考が進んでいる企業へ伝えてもらうようにしていました。
先に内定を頂いたのが3/30で回答期限日が4/6と設定されていまして、次の転職先と最終面接を4/5にした際に、「450万で既に提示頂いていて4/6までに回答しないといけなくて、、」と伝えたところその場で「500万以上は出します」と言って頂く事ができました。
転職エージェントからも言われていたのですが、どこかしらの企業で出来るだけ高い条件を提示してもらうことで、その条件にアンカリングされて希望の条件が出やすいとアドバイスをもらっていたので、複数企業を同時進行で受けていました。(かなりきつかったですが、、、笑)
こればっかりは他社の選考の進み具合など運要素もありますが、自分はこれがあったおかげで好条件の提示をもらうことができました。
まとめ
結局なんでその条件で転職出来たの?と思う方もいるかと思うのですが、正直運が良かった面が大きかったなと振り返って思います。
もちろん今まで1年間エンジニアとしての苦労があったり、日々の課題をどうやって解決してきたのかを細かく面接では話していましたが、技術職という立場上コーディング力や技術への知見などの面を重視している企業が多く、経験者採用では自分の実力はまだまだであると実感しました。
ただそんな中でも、エンジニア未経験で入社をしてステークホルダーや外部会社とコミュニケーション取りながらリリース出来たことを評価してくださる企業がありましたし、最終的に自社開発企業2社から内定頂く事ができました。
逆に言えば技術力が足りなくても実務での開発経験や開発における問題を解決した経験、周りとの協調性、今後伸びてくれそうなポテンシャルを感じてもらえれば、希望に合った条件で働ける可能性は十分あると思います。
まだまだ未熟ながら自分が今回の転職活動を通じて駆け出しのエンジニアの方々に言えることは、今いる環境で成果を出す事が後々の自分を助けてくれるという事です。ツイッターにはあまり書かなかったですが現職では結構つらい思いをしながらこの1年間やってきたので、絶対何かしらの成果を出してから転職すると決めていました。
自分の出せる成果は「入社時はまだ空想の段階だったアイデアをアプリに落とし込んでリリースする事」だったのでここを全力でやり切りました。
もし皆さんが今こんな事がつらいとか、なんかモヤモヤするんだけど何がつらいかが自分でも分からないみたいな悩みがあれば気軽に自分にメッセージ下さい。相談乗ります。
最後に質問を個人的にもらったものはこの後の「頂いた質問」の項目に追記していこうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
頂いた質問
■残業代は提示された年収に含まれていますか?
・月15時間分の固定残業代が含まれています。超過した分に関しては残業代が別途出る形です。
■経験者採用の面接の鋭かった質問内容、返した例
・未経験からエンジニアになった際に弊社を選んだ理由として、社長が魅力的だと感じたと話したのですが「どう魅力的なんですか?」と突っ込まれてそこ深掘るか?と思いましたが、「具体的にどこがというのを言語化するのは難しいのですが、直感的にこの人の下で働きたいと思ったというのが大きいです」と答えました。
■面接の技術的な質問
・今ReactNativeを使用していると思うのですが、Reactでどんな機能が面白いと感じますか?と聞かれて、
「useEffectの機能が面白いと思います。理由としては、副作用という概念を用いているところとどのレンダリングの段階(初回レンダリング時や再レンダリング時など)で処理を実行するのかを意図的に扱えるからです」的な感じで話した気がします。
■転職の時はどの媒体を使っていましたか?またどの媒体経由で内定をもらいましたか?
・Findy, Forkwell, 転職ドラフト, Green, ワークポートを主に使っていました。あと、ビズリーチ, YOUTRUST, LinkedInというサービスも一応登録はしていましたが全然使ってなかったです。
最初に内定をもらった企業はGreen経由で内定をもらい、2社目に内定をもらった企業(転職先)はワークポートという転職エージェント経由で内定をもらいました。
ワークポートはエンジニアの求人が多いので結構おすすめです。転職エージェントはここだけ使ってました。
もし何かご質問等ありましたら@amop_alorまでご連絡ください。ありがとうございました!
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