RAINY DAY
雨の日は、頭痛と友だち。心臓が頭に移植されたようにドクドクとリズムを刻む。いつもなら楽しいことで溢れている頭脳世界も、雨の日だけは臨時休業。
文章を書きたいのに……。頭痛によって、思考が止められる。ちっとも【恵みの雨】じゃない。けれど、苦手というだけで、嫌いなわけではない。雨の日には、雨の日の楽しみ方がある。と言っても、もういい歳をした大人だ。雨の中、傘をさして水たまりを見つけては、豪快に踏むことはしない。
窓の外から聞こえてくる雨の音をBGMに読書をするのだ。雨の場面がある物語なら、尚良し。お供には、ホットの甘いカフェオレで仄かに香るコーヒーの匂いを楽しむか。はたまた、フルーツの香りを堪能できるフルーツティーで気持ちを和らげるか。
楽しみを見つけてしまえば、こっちのものだ。苦手なものも苦手ではなくなる。頭痛は、厄介だが……。
雨の日は雨の日なりの楽しさがある。こうして楽しみを見つけていけば、いついかなる時でも幸せに過ごせるのではないだろうか。
また新たな雨の日の楽しみ方を探してみよう。
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素敵なフォトをお借りして、
小説風エッセイっぽいものを書いてみました!
皆さんは、どのように雨の日を楽しみますか?
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