守・破・離
守破離と書いてこれでしゅはりって読みます。
この言葉をご存知の方もいると思います。
僕の好きな言葉なんです。
なんか、今直面しているこの時代にリンクしている気がしてなりません。
この言葉自体の本来の意味は剣道や茶道などで、修業における段階を示したものです。
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
この三段階の流れを守破離と言います。
このように、古き良き物を守り抜いて、そしてそれをさらに発展させて破ったのちに元の物から離れてそれらをルーツにして新たな何かを生み出していく。
今直面している2020年の世界はこの流れで言うと「破」と「離」の間の段階に来ていると感じます。
今、既存で今までみんなで守ってきたルールや仕組みだけでは対処できないような緊急事態に見舞われています。
現状から見ると、そのような物事はとっくの昔からすでに今の時代には付いてこれていなかった気さえします。それが今回、未だかつてない衝撃を受けた事によって一気に露見してしまっただけだと思います。
今こそ、その型をこれから変わる新時代に対応するために「破」破って発展させて「離」そこから離れて新たな型へと変貌させなければならい時代が来たのかなと感じています。
不安定な時ほど変化や挑戦を嫌ってしまいます。
ですが、そういった時にこそ自らにとってリスクのあるトライをしなければ現状を打開できないと思います。
みんな、背中が丸くなって消極的になっているかもしれません。
そんな時こそ、ピンチはチャンスってやつですよ。
こんな時だからこそ、守・破・離という古来の教えを大事にみんなで乗り越えていきませんか?
とか柄にもない事をたまには言わせてください。
こんな事を偉そうに言ってる自分自身もまだまだ未熟者なので。
自分のレベルはまだまだ破れるレベルの段階とは程遠い「型無し」の段階なんですけどね。
もっと胸張って「守破離」を掲げるように死ぬ気で日々精進しないとですね。
まさに、まだまだだねってやつですよ。
僕からは以上です。