2018/8/20の備忘録
朝、寝返りを打った拍子に枕元に置いてあるパンダのぬいぐるみが私の顔目掛けてダイブしてきたのをきっかけに目を覚ます。
今日は月曜日、新しい一週間が始まる日だ。
先週末の疲れを多少引き摺りつつ、のろのろと身支度をして職場へ向かう。会社へ向かう途中、眠気覚ましを兼ねて毎朝コーヒーを購入するのだが、その日の気分で専門店のテイクアウトとコンビニコーヒーを使い分けている。
専門店で買うときはカフェラテをオーダー。テイクアウトで250円。コンビニより少し高いが量もたっぷりで美味だ。
一方、コンビニでコーヒーを買うときは100円のアイスコーヒーを買い、ちょっとしたスイーツを一緒に買っている。この日はギンビスのたべっ子どうぶつバター味のビスケットを購入した。動物型のビスケットに英語で動物名が書いてある有名なお菓子。先日、「おやつで夏アート」という2018年8月号のレタスクラブの記事を図書館で見たばかりだ。たべっ子どうぶつやコアラのマーチといった動物型のお菓子を使って動物園を完成させようというもの。久しぶりに食べてみようと思ったのはその記憶も多少なりとも影響しているだろう。
久しぶりに食べたビスケットは素朴な味で中々美味しかった。英語の動物名を確認しながらテンポよく楽しく口に運ぶ作業は、しかし、MACAWという単語が目に入った途端に中断されてしまった。あれ、これ、なんだっけ?ビスケットの形をしげしげと眺めてみるが、余りにもザックリとした形にイメージすら湧かない。最早いくら考えても埒が明かないと感じ、ぽいっと口にほおりつつ、後で調べようと新しいビスケットを摘んだ。その途端、再度現れたのはPORCUPINEという単語。…再びフリーズ。それにしても、これらの動物ってそんなに有名なのだろうか? うーむ、たべっ子どうぶつだからって、意外と侮れないと気付いた日だった。
後から調べてみると、MACAWはコンゴウインコ、PORCUPINEはやまあらしだそう。やまあらしとか、マイナーすぎてびっくりだが、単語自体は英検準一級レベルの様だ。MACAWは英語での発音(マァコゥー)を聴くとインコと聞こえる気がするから不思議。
夜はラーメンを食べ、カフェへ行って「猫を抱いて象と泳ぐ」を読了した。隣の席の保険勧誘の話し声さえ気にならなくなるほど物語の世界に引き込まれていた。伝説のチェスプレイヤー、リトル・アリョーヒンの生涯は儚く美しくミステリアスでロマンチック。様々な別れのシーンも沢山あるが、不思議と悲しみを感じることはなかった。チェスの海で幸せそうに泳ぐ彼の姿が思い出されてくるからだろうか。手元に置いておきたいと感じた一冊となった。
さて、次は何を読もうかな。
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