僕のスペイン滞在記 #3
おはようございます。店長の田中です。
なんだかシリーズ化した「僕のスペイン滞在記」。今日もお話していこうと思います。
僕のちっぽけな短期間の留学経験ではあらますが、みなさんの未来につながるよつな気づきがあることを祈ります。
今日は、夜間授業編。
では、はじまりはじまり。
◆夜間授業編
僕は20歳の時にスペインのバルセロナに半年間留学した。半年じゃペラッペラになるわけはないのだが、人生経験ということでは、20歳の僕にとっては僕の血と肉になるには十分なものだった。
その経験ができたのは、
友達のおかげであり、僕が目標をもって小さな挑戦をし続けた結果だろうと思う。
1ヶ月間、年齢の垣根がない夜間授業を受けた時の話。夜間授業編。楽しんで読んでほしい。
留学してから4ヶ月が経とうかというところ。
夢でもスペイン語がでてきて、言葉と人にへの警戒もなくなり、純粋に毎日を楽しめるようになったくらいの時期。
留学生コースは終了していた。
僕らは夜間授業を受けることになる。
クラスは15人ほど。日本人も何人かいた。
授業初日。初日は緊張感がある。
自己紹介があるからだ。人前で話すことには何ら抵抗がない僕も自己紹介は苦手だったりする。笑わせたいななんてアホなことを思うわけで。ましてやスペイン語。さらにハードルは高い。
クラスは、ブラジル人、フランス人、イタリア人、アメリカ人など多国籍だったし、年齢も僕より上。そして結構話せるレベル。
やべえ。
最初の僕の感想だ。
でもやるしかない。僕な自己紹介の番。
何を喋ったかも覚えてない。あらら。
スタートダッシュは失敗か。
授業は、少人数のグループワークへ。
自己紹介を引きずってか緊張してかなかなかハードになったことは覚えている。
気持ちを切り替えるっていつでも簡単にできるわけはない。あらら。
田中少年大丈夫だろうか。
初日の授業が終了。
授業が終わってもすぐに帰らないことは万国共通なのか。
僕はブラジル人の男性に声をかけられる。
(16年前の記憶で、だいたいの人の名前を覚えてません。お恥ずかしい。ごめんなさい)
名前はニコラスだったと思う。
いきなり僕の着ていた服を褒めてきた。
サーモンピンクのスウェットだ。
何かうけたようだ。なんだかよくわからないとことだか、うけたんならいい。
ただ距離を近づけるのに成功したなとは思えた。
飲みに誘われた。帰りに飲んで帰ろうということだ。もちろん参加。願ってもない。スタートダッシュのチャンスである。
レッツ飲みにケーション!
飲みに行くと、僕を入れてクラスの5人。1人は何と先生だった。僕、ニコラス、フランス人の女の子(ルイス)、イタリア人の青年(フランチェスコ)、アメリカ人のおじさん(ベン?)、スペイン人の先生(オリビア?)だ。え?先生も?そんな多国籍飲み会も初めてだ。
その2時間くらいはまぁ楽しい飲み会だった。
何かわからないけどずっと笑っていた。
僕らは一晩で仲間になった。
毎日のように飲みに行ったり、先生の家でパーティーをしたり、クラブに行ったり、僕はニコラスに引っ張られ楽しい時間を過ごさせてもらった。スペイン語も上達するわけである。
スペイン語もそうだが、これだけ多国籍だと違う国のことも知れる。
ニコラスは酒と女の話ばかり。何故か僕をいつも楽しく巻き込んでくる。
イタリア人は陽気なやつばかりと思ったがフランチェスコはシャイだった。
ベンのオススメするアメリカの食べ物はやっぱりハンバーガーだった。
ルイスはなぜか色っぽい。
オリビアは、先生だか友達のようだった。
その後に友達としてつながるのは先生だけなのだが、みんなその時を目一杯楽しむ天才ばかりだった。
20歳の僕には眩しすぎる経験だった。
授業は、いつもニコラスの隣で受けていた。
ニコラスほいつも僕に先生の尻か最高だと言ってくる。
ある日の授業中のワンシーン。
いつものようにニコラスと話している。
オリビアに注意される僕とニコラス。
「あなたたち何を話してるの?」
僕は答える。
「秘密だよ。知りたければ放課後飲みにいこう」
「じゃあ、また後で教えてね」
我ながら何という返し。先生の返しもさすが。
というかこれが成り立つからすごい。
僕のレベルは確かにあがっていた。変な風に。
何故か忘れられないワンシーン。
ちなみに授業のあとに飲みに行った際、
やっぱりオリビアに聞かれたので、
先生のお尻がいいねって話してたと白状すると、「知ってたよ」という返し。こりゃ敵わない。聞こえてたんかい。
そんな楽しい1ヶ月はあっという間に過ぎていった。
最終日にとった集合写真の僕は前回に笑っていた。今でもみんなには感謝している。
◆今回の学び
一歩目のタイミングは重要
世の中何とかなることも多い
語学学習は話すに限る
人って大事
言葉の壁は自分がつくっている
夜間授業編いかがたったでしょうか?
次回は、寮生活編?書きたいことを書きます。
お楽しみに。
こんな僕の経験が皆さんの役に立ったり、気づきになっていただけれは嬉しいです。
以上、店長の田中でした。
またお会いしましょう!
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