大きな愛をケーキに込めて
今日はホワイトデー。
先月のバレンタインデーに妻からバウムクーヘンを頂いたのでお返しをしなければならない。
何を贈ろうか迷ったのだがデパートの催事場で行われているホワイトデーフェアのお菓子類では芸がないと思った。
アクセサリーは好みがあるし私は贈り物のセンスが壊滅的にないので妻にあげたアクセサリーがウケたことは一回もない。
なのでやっぱり食べ物かなぁと思ってあれこれと頭を悩ませていた。
そうこうするうちにホワイトデー当日になってしまった。
自分でお菓子作りをすることも考えたが今日は平日だし時間的な余裕がない。
なので甘いもの好きな彼女のためにケーキ屋さんに行ってみた。
妻もお気に入りのケーキ屋で誕生日やお祝いがある日によく利用するお店である。
何にしようかなぁとショーケースを覗いているとホールケーキと目が合った。
そうだデカいケーキを買って驚かせようと思い立ってお店のお姉さんに六号のチョコレートケーキを注文した。
プレートにメッセージをかけるという事だったので「いつもありがとう大切な君へ」と臆面もなく堂々と伝えた。
六号のケーキだと5~6人分あるのでかなりのサイズである。
仕事から帰ってきた妻が冷蔵庫を開けてこれに気が付いた時のリアクションが楽しみである。
保冷剤をたっぷり詰めてもらって、あれこれと用事を済ませてさっき帰宅してきた。
早速冷蔵庫にケーキをしまった。
せっかくのイベントなのでサプライズを仕掛けたくなるのは人情である。
おそらくケーキでお腹いっぱいになるだろうから晩御飯は軽めに作ることにする。
あ、ついでにロウソクも買って来ればよかった。
結婚十九年目なので十と九のロウソクがあればなお盛り上がったかも。
さあ果たして妻は喜んでくれるだろうか、それとも馬鹿じゃないと呆れられるかのどっちかである。
いずれにしても帰宅まであと一時間、ドキドキしながら待ち構えたい。
そんな緊張感ありありの昨日の晩御飯がこちら。
昨日はテレビで堂本光一さんが作っていた料理にチャレンジ。
薄切りの豚ロース肉を四等分。
玉ねぎを薄くスライス。
生姜をたっぷり摺り下ろす。
フライパンに火を点けて油を敷いて玉ねぎを入れる。
透き通るまで炒めたら豚肉を投入。
しっかり火が通るまで炒める。
味付けは醤油、お酒、みりん、生姜をたっぷり。
全体に味が馴染んだら仕上げにマヨネーズをちょろっと入れる。
これで堂本式豚の生姜焼きの出来上がり。
副菜は平天をトースターで焼いた。
もう一品は豚のタンを塩コショウで焼いた。
ぬか漬けはニンジン。
ようし、こんなものでしょうと思って妻を呼ぶ。
いただきますをして乾杯。
昨日のお酒は缶チューハイ。
カシュッとプルタブを起こしてグラスにトクトク。
キュッと飲むとレモンの酸味が心地よくてすっきり味。
では早速生姜焼きから食べていく。
普段作っているものと比べて味がまろやかで生姜のツンツンした刺激がかなり和らいでいた。
妻があれっ?この生姜焼きいつもより食べやすいと言ったので、マヨネーズが入っているんだよと言うとへぇと感心していた。
確かに柔らかい味で食が進んだ。
合い間にぬか漬けを齧って豚のタンを食べる。
ジャキッとした歯ごたえで食べ応えが十分だった。
こういう味にはチューハイが合うなぁと思いつつグビッ。
平天も焼いたら香ばしさがプラスされて旨味も増していた。
ややお肉が多めだが食べ応えのある晩御飯だった。
パクパクと食べて腹八分目でご馳走様。
後片付けをしてお風呂に入ってゆるキャン△の新刊を読んでああ、キャンプいきたいなと思いつつ就寝。
ホワイトデー、皆さんちゃんとお返ししましたか?
私は義理の義理でバレンタインにチョコを頂いた方にはドリップコーヒーのパックを差し上げました。
反応はまずまずでこれはこれでよかったと思います。
皆様も素敵な一日になりますように。