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貴族な気分の90分
昨日はお休みだったので朝は目覚ましをかけずに寝た。
それでも習慣とは嫌なもので四時には目が覚めた。
朝ごはんを食べて洗濯物を畳んで一休み。
そのうちに妻が起きてきたのでおはようのあいさつをしてから二階に上がって日課のエアロバイクを漕ぐ。
一時間の予定で始めたのだが途中で猛烈な睡魔が襲ってきたので途中で断念して軽く二度寝することにした。
妻が出かけるのを見送って布団をまた敷いてゴロン。
一分くらいで眠りに落ちた。
昨日は映画を観に行きたかったのでアラームを一時間後にかけて寝たのだが気が付かないうちにアラームを止めたらしく一時間半寝てしまった。
上映時間から考えるとギリギリだったので慌てて支度して家を飛び出た。
法定速度を守りつつ急いで隣町のシネコンまで移動。
ありがたいことに道が空いていたので上映開始時間の十分前に劇場に滑り込んだ。
チケットを購入しようと端末を操作すると座席は全く埋まっていなかった。
これはもしかして…と思いつつチケットを発券して売店でオレンジジュースを買って中に入った。
あたりをきょろきょろ見てみると果たしてお客さんは私一人だった。
おお、劇場完全貸し切り!と思わぬおセレブ状態にテンションが上がった。
それでもギリギリに他のお客さんが来るかと思ったが場内の照明が暗くなっても誰も来なかった。
いやぁ、これは思わぬ嬉しい誤算だなぁとニヨニヨしながらスクリーンに映し出される予告映像なんかをぼんやりと眺めた。
ちなみに昨日私が見た映画はボルテスVレガシーでフィリピン制作の特撮実写映画である。
もともとは約五十年前に日本で放送されていたテレビアニメなのだが、それがフィリピンに輸入されて人気が大爆発して国民的アニメになったそうだ。
一番人気があったときは視聴率が五十パーセントを超えたそうでアニメの主題歌は多くのフィリピン国民が日本語で歌えるらしい。
そんな大人気アニメが実写でテレビで放送されて、それが受けに受けて映画になったのが今作である。
テレビゲームのスーパーロボット大戦シリーズの常連のアニメなので私はそこからボルテスVという存在をはっきり認識した。
ネタバレは避けるが今回の映画はVFXの技術が素晴らしくとくにボルトマシンが合体してボルテスVになるシーンは昭和時代にロボットアニメが好きだった大人な子どもには必ず刺さると思う。
なんといっても劇場貸し切りなので靴を脱いで背もたれも存分に使って姿勢も自由自在に変えることが出来たので非常に快適に映画を観ることが出来た。
上映時間が一時間半と少し短めなのでサクッと観ることが出来たが私の中のロボット魂に火が付くのを感じた。
もし続編があるのならまた見に行きたいなと思う作品だった。
それにしてもいくら田舎のシネコンで上映時間が中途半端とはいえ完全貸し切りは気分が最高だった。
それと同時にこの映画の興行収入もちょっと心配になった。
原作大リスペクトの愛のある一本だったのでその手の趣味がある方はぜひ劇場まで。
貸し切りになるかどうかはわかりませんが。
そんなちょっとしたブルジョワ気分を満喫した昨日の晩御飯がこちら。
ピーマンの種をとって半分に切る。
耐熱皿にひき肉を敷き詰めてナツメグと塩コショウを振る。
そこにピーマンをレリーフのように埋め込んでいく。
後はレンジでひき肉に火が通るまでチン。
その間に副菜づくり。
マコモダケが手に入ったのでこれをきんぴらに。
皮をむいて白いところだけ使う。
人参を細切りに。
フライパンにごま油を敷いてそこに人参を入れて炒める。
人参がしんなりしたらマコモダケを入れる。
味付けは醤油、酒、みりん、白だし。
味見したらちょっと濃かったので水を入れて調整。
マコモダケはあまり火を通すと食感が落ちるのでさっと仕上げる。
もう一品はキャベツとベーコンのサラダ。
千切りキャベツの上にフライパンで焼いたカリカリベーコンを載せてかんたん酢をかけたら出来上がり。
肉詰めないピーマンに火が通ったら晩御飯の始まり。
まずはサラダから食べる。
ベーコンがカリッと香ばしくキャベツの甘さとよく合う。
ドレッシングはかんたん酢だけだが、ベーコンの塩気があるのでちょうどいい塩梅。
次にマコモダケのきんぴらを。
ショキショキとした歯ごたえでほのかな甘みがありなかなか美味しい野菜である。
今の時期が旬なので鮮度が抜群だった。
きんぴらの味付けもちょうどよくて食べやすかった。
ではメインの肉詰めないピーマンを食べる。
ケチャップをつけてアムリと頬張ると口の中ではピーマンの肉詰めになる。
漫画で覚えた料理だが平野レミさんとかが作りそうなお手軽なご馳走である。
休肝日だったのでお酒は無しだが十分満足できる晩御飯だった。
ご馳走様をして後片付けをして読みたかった漫画を読んで就寝。
そう言えば何気に劇場で映画を見たのは今年初だった。
最近はサブスクリプションで観てばっかりだもんなぁ。
でも劇場の大画面と大音響だと迫力が明らかに違う。
これからは観たいものがあれば積極的に劇場に足を運びたいなと思った。
完全貸し切りという貴重な体験をした良い時間でした。
ボルテスVに命を懸けて~♪