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美しい人生よ

 いきなりで何だが、今日9月6日は松崎しげるの日なのだそうだ。

 松崎しげると言えば褐色のボディである。

 それを日付をもじって九月六日をクロの日として所属事務所が記念日に制定しているとの事。

 松崎しげるの黒さはパブリックイメージとして定着しているという事で日本記念日協会が定める公式の記念日になっているのが凄い。

 また毎年9月6日は黒フェスという松崎しげるが主役の音楽イベントが開かれているらしい。

 ちなみに今年のゲストはももいろクローバーZ、坂本冬美、小柳ゆき、手越祐也、サンプラザ中野くんと錚々たるメンバーである。

 そして特別ゲストに料理界から随一の褐色の肌を持つことで有名なたいめいけん三代目の茂出木浩浩氏も登場する一大フェスティバルである。

 これだけのメンツを揃える事務所の本気と遊び心に芸能界もたまには面白い事をするじゃないと思う次第である。

 ちなみに松崎しげるの自宅には日焼けマシンが二台あり常に色黒でいる事に余念がないそうである。

 一番いいのは自然の太陽光で夏場の炎天下で日焼けをするのが最高らしい。

 たまに日焼けを怠って色が少しでも白くなると周囲の人が体調が悪いんじゃないかと心配されるそうで気が抜けないと本人がぼやいていたのは有名な話だ。

 ちなみに私も若い頃は日焼けに情熱を燃やしており狭い家のベランダにビニールシートを敷いてそこに寝っ転がったものである。

 やっぱり時期としては夏が最高で汗をタラタラ流しながら皮膚がジリジリと焦げていく感覚が大好きだった。

 プールに行ってもろくに泳がず日焼けに精を出したものである。

 その成果もあって九月の新学期に学校に行くとうわっ黒っ!と友達にドン引きされたものである。

 そんな調子に乗って日焼けに精を出していたものだから今では顔や体中が日焼けのシミだらけである。

 今はもう炎天下に出るだけでうんざりという性格になってしまったので日焼けの魅力からは離れてしまった。

 適度に日焼けしていると健康的に見えるかもしれないがやり過ぎると歳を取った時にみっともない事になる事をすっかり失念していた若い頃の自分の間抜けさに情けなささえ覚える。

 とはいえ松崎しげるレベルまで色黒を極めると立派な芸であり、あれを維持する努力は並大抵ではないと思う。

 そういえば四半世紀前にチャラ男やガングロギャルのような日焼けバリバリの若者が流行ったことがあるがその人たちも今では四十代だろう。

 彼ら彼女たちも自分の肌のシミを見て若気の至りを悔やむのだろうか。

 今ではたまに過度に日焼けしたホストを見かけるくらいか。

 美白が当たり前になった時代に頑なに色黒な肌をキープしている松崎しげるはある意味貴重な存在なのかもしれない。

 黒フェス、盛大に行われますように。

 そんなお肌の話をしながら昨日の晩御飯の話を。

 昨日は具沢山ハヤシライス。

 牛バラを細く切る。

 玉ねぎ一個を薄切りに。

 シメジの石突を取って小房に分ける。

 ミックスビーンズの缶詰を開ける。

 フライパンに全ての具を入れて良く炒める。

 そこに水を入れて沸騰させてアクを取る。

 十五分くらい煮たら市販のルーを割り入れる。

 後はとろみがつくまで弱火でコトコト。

 その間にご飯を早炊きで炊く。

 副菜は小エビとキャベツのコールスロー。

 小エビに熱湯をかけて臭みを抜く。

 キャベツは千切りに。

 ボウルに小エビとキャベツを入れてマヨネーズとレモン汁、塩コショウ、昆布だしの素で味付け。

 しっかり混ぜて冷蔵庫で冷やしておく。

 もう一品は冷ややっこ。

 八等分に切り分けて刻んだネギと天かすをたっぷり載せて醤油をかけてあっと言う間に出来上がり。

 後はぬか漬け。

 ご飯が炊けたらハヤシライスをよそっていただきます。

 昨日は休肝日。

 まずはぬか漬けからキュウリだったが漬かり具合はまずまず。

 次に揚げ玉豆腐を食べる。

 サクサクの油揚げと冷たい豆腐の取り合わせがいい。

 マンガで覚えたレシピだが簡単でちょっと豪華な感じがするのでよく作る。

 ではメインのハヤシライスを。

 スプーンですくってハムッ。

 濃いトマト味で牛肉の旨味と玉ねぎの甘さ、キノコの出汁が良く出ていて結構いける。

 ミックスビーンズが丁度いいアクセントになっており食感が良かった。

 具だくさんのハヤシライスだが妻も気に入ったらしくモリモリと食べていた。
 
 合い間にコールスローもいただく。

 キャベツのショキショキした食感が心地いい。

 小エビも健気にいい仕事をしていた。

 料理はあまり手をかけずにシンプルに作るのが手軽で楽しい。

 お酒抜きだったので一時間も経たずにご馳走様。

 後片付けをしてサッとお風呂に入って早めに就寝。

 それにしても肌を焼くことで個性を出すことに成功した松崎しげるさん。
 
 何でもアイデアですねぇ。

 噂の刑事トミーとマツの頃はそんなに真っ黒じゃなかったイメージがあるのですが記憶違いかなぁ(あえて調べない)。

 松崎しげる御年74歳、これからも色黒界のレジェンドでいてください。

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