目標を変えるのではなく、自分を変える
1. 序論 - なぜ目標をあきらめてしまうのか
私たちは人生の中で、さまざまな目標を立てます。スリムになる、資格を取る、新しいスキルを身につけるなど、それぞれ目指すものは異なります。しかし、共通しているのは、当初は熱意に満ちていたものの、段々とその意欲が冷めてしまうことです。そして最終的に、その目標を果たせずにあきらめてしまうのです。
1.1 当初の熱意が冷める理由
なぜ、熱意が冷めてしまうのでしょうか。その理由は、目標達成へのプロセスが思っていたよりも大変だということにあります。努力を重ねるうちに、徐々にモチベーションが下がり、回り道をしたり、立ち止まってしまったりするのです。
また、一度挫折を味わうと、そこで本当に自分に合っているのか疑いを持ち始めます。そうして、次第に消極的になり、いつの間にか熱意を失ってしまうのです。
1.2 「目標が違う」と言い訳をする
そうしてあきらめた時、多くの人が「この目標は自分に合わないのだ」「違う目標を立てた方が良かった」と自分に言い聞かせがちです。しかし、それは単なる言い訳に過ぎません。
本当は、努力を続けること自体を投げ出してしまっただけなのです。はじめから目標設定を誤っていたわけではなく、あくまで自分を変える意欲が失せただけなのです。
こうした言い訳を重ねては、一生目標を達成することはできません・・・
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