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今月の読書『人は聞き方が9割』2024年8月

ごきげんよう♪
松本有華です。

今月の読書は、『人は聞き方が9割』(著:永松茂久)です。
前回『人は話し方が9割』について書いたので、今回はその続編です。

実は、聞き手が大事ということから、今回に続きます。


会話の主導権を握っているのは実は聞き手!

話し手と聞き手の両方がいて初めて成り立つコミュニケーション。

人は話し上手になりたい、面白い話がしたいと話す側の力をつけたいと思いがちですが、実は、会話の主導権を握っているのは聞き手なのです!

聞き手、というか、話させる側ですね。

この本では、その例として、「踊る!さんま御殿」の明石家さんまさんを挙げています。
あの、えげつない長寿有名番組。

たくさんの個性をもったゲストがあんなにもいて、全員に話がまわり、そしてすべて大爆笑。
その話の中心、司会になっているのが明石家さんまさん。
実は、明石家さんまさんは全然しゃべっていないのです!
うんうんと話を聞き、話を膨らませ、派手なリアクションをとる。

まさに聞き手・話させる側の最高峰ですね。

「何をしゃべればいいのかわからない」「面白いネタないし」「うまいことしゃべれない」「沈黙が怖い」…
そうではないのです。自分は聞き手となり、話をふるのです。

「うんうん。それで?」と、相手に話をふるのです。
そして、相手に話させるのを待つのです。

みんな話を聞いてくれる人を求めている


そして、前作『人は話し方が9割』でもありますが、誰しも自分が一番かわいくて、自分に一番興味があるのです。
人は話したい生き物。
そして、人は聞いてくれる人、共感してくれる人、そういった安心感を求めているのです。

世の中で巻き起こるコミュニケーションの不満
「話、ちゃんと聞いてるの?」という喧嘩…
会社のミーティングの場でなかなか意見を出しづらい…

聞き手が興味なさそうだったり、ノーリアクション、無表情、シーンとしていると、話しづらいですよね。

会話が盛り上がるのも、実は話し手でなく、聞き手のあり方が大事なのです!


聞き手の極意!

じゃあ、どんな聞き手になればいいの?と思ったあなた♪
この本には、どんな人間関係も良好になるであろう聞き手の極意がわかりやすく詰まっています!

この本では、「魔法の傾聴」として、①表情 ②うなづき ③姿勢 ④笑い ⑤感嘆+称賛と、紹介されています。
詳細は、是非本を読んで確かめていただきたいですね♪

どれも、自分が人にされたら嬉しいことです。

こう見ると、簡単じゃん!と思うかと思います。
そう、話す技術より、聞く技術を極める方が簡単でもあるのです!

しかし、「人生を振り返って、話が面白いなという人を挙げてみて」というと何人か顔を思い浮かべられるかと思いますが、
「人生を振り返って、この人は聞き上手だったなという人を挙げてみて」というとなかなか挙げられないとおもいます。

それぐらい、聞き上手な人は稀少であると、この本で書かれています。

確かに、、、
聞き上手の極意は、なぜ大事なのか?何のためにやっているか?意識して習得するとコミュニケーション力は確実に上がりますね!


まとめ

この永松茂久さんの本が飛ぶように売れたのは、必然だったんだろうなと感じています。
コミュニケーションという人間誰しもが必要なことであるが、最近はラインやチャットなどのコミュニケーションツールで簡略化され、最小限の努力しかしなくなったというか。。

だからこそ、コミュニケーション力を上げて人間関係をよりよくしたいという人に、分かりやすく大事な、根本となる部分について書かれている本だなと感じました!

オススメの一冊です♪

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